「アドバイザリー株式会社」の専門家コラム一覧

売手様から一番最初のご質問かつ一番多いご質問です。 「（経営されている会社や事業が）いくらで売れますか？」 言い換えると，「会社や事業の価値はいくらか」というご質問になるかと思います。 ・DCF法によると・・・。 ・時価純資産が・・・。 ・営業権を・・・。 ・類似会社の・・・。 と，話を始めると，皆さん焦るか，気絶しそうになります。 一般的な計算式は， 【事業譲渡】 時価純資産＋（実質...

メリット満載の「最短上達法」ですが、それにも関わらず多くの初心者に採用されないのはなぜでしょうか？ それは、「不安」だからですね。初めて踏み入れるM&Aの世界。茫洋と広大な世界が広がっている中で、右も左もわからない。何の手がかりもない。初めての人が不安なのは、全く当たり前のことです。   当初「やりたい」って思っていた理由をうっかり忘れて、その不安を消すことに邁進してしまいがちです。不安を消すた...

「イキナリできるわけないよ」と、こう思われますね。当然です。でも，準備してもおそらくできません。残念ですが。いや，準備したぐらいでできるぐらい簡単ではないのです。でもやるのです。 なぜかと言うと、それによって「何でできないのか、何が違うのか」ということを、イヤでも考えさせられるからです。 「何故売れ（買え）ないのか？」 「何故成約できないのか。案件が悪いのか？買手がお金がない？」 「なんでこん...

なるほど直線が最短なのはその通りでしょう。しかし、世には「急がば回れ」という格言もあります。やっぱり基礎をみっちりやって、基本を仕上げてからおもむろに目標に向かうほうが結局は早いのでは？と。 なるほどもっともなご意見です。 要は、「（一見）ムダなこともたくさんやる」か「必要なことだけを身につけるか」の差、と言えます。「急がば回れ」は、一見ムダなこともたくさんやって、どんな状況にも対応できるよう...

M&Aを考えたら最初の一歩目にやることには何を選んだらいいのでしょうか。 決算書の読み方を学ぶ？法学入門を読む？ あるいはWeb上に存在するM&A案件を100件選んで企業価値を算定してみることでしょうか。 もっといい方法があります。 それは、そもそも自分がやりたいと思ったこと「そのもの」を最初からやることです。 M&Aを始めようと思ったからには、「売りたいもしくは買いたい事業や会社」やM&Aで...

初心者の段階の方にオススメの最短でなおかつ効果的なM&Aの習得法を全5回のシリーズでご紹介します。 「初心者の段階」というのは、どんな大御所もベテランも必ず通る道であり、その後のM&Aへの関わり方を左右する、もっとも重要な時期であります。宇宙ロケットも、出発の角度が0.1度違うだけで、月に行くつもりが大陸間弾道ミサイルになってしまうこともあるかもしれません。 何が言いたいかと言うと、「初期の段...

「M＆Aとは」とWebを検索すると，コピペのコピペ祭り絶賛開催中。 なお，コピペとはCopy & Pasteの略でパソコンの文書上で指定した部分を、別の場所にも複写する操作手法のことである。。。みたいな感じです。 もう少し親切な内容だと， 『株式や事業を売ったり買ったりすること。』 定義はこれで完璧です。M＆A基礎知識テストがあったら正解がもらえるでしょう。 しかし，自分がクライアント...