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2024/05/20

ChatGPTの無料版と有料版の違いについて

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ChatGPTとは
 ChatGPTとはOpenAI社が開発した対話型AIチャットサービスです。インターネット上の膨大な情報を学習しており、ユーザーが入力した質問に対し、人間と会話しているように自然な対話形式で回答してくれます。 ■主な活用例  ・レシピやおすすめのホテルの検索  ・小説や企画書の作成  ・プログラミング言語の自動生成  ・テキストの要約・翻訳
ChatGPTの仕組み
 ChatGPTはOpenAI社が独自に開発した「GPT」と呼ばれる言語モデルを利用しています。GPTはLLM(Large Language Models)と呼ばれる大規模言語モデルの一種です。2022年11月にGPT-3.5を利用した「ChatGPT-3.5」を無料で公開し、2023年3月にはGPT-4.0を利用した「ChatGPT-4.0」を有料で公開しています。ChatGPT-4.0は、3.5よりも高精度で文書作成だけでなく画像や音声などの生成も可能です。
無料版と有料版の違いについて
項目     無料版     有料版         備考 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 料金      ---      月額20$ 学習量  1,750億個   5,000億~100兆個 学習しているパラメータの数 文字数制限 約1,365~5,461  約2,730~10,922 質問や生成可能な文字数の制限 画像対応    不可       可能 入力・生成ともに画像対応可能 音声対応     不可     可能   テキストを人間のような音声に変換する機能 倫理感   不足している   向上している 倫理感とは誹謗中傷や犯罪を助長への考慮 セキュリティ 信頼性は低い   信頼性が高い 機密情報を取り扱う際の信頼性
有料版の特徴について
■プラグイン機能が活用できる  プラグイン機能を活用することで、ChatGPTの機能をカスタマイズして、さまざまな用途に合わせることができます。  例えば、食べログや価格.comのプラグインを利用することで、レストラン情報や様々な分野の商品価格を比較した情報を組み合わせて、より専門的な質問に対応できるようになります。 ■「Code interpreter」を利用できる  この機能は、プログラムコードやテクニカルな質問に対応するために設計されており、以下のような作業の実施が可能です。   ・Pythonによるプログラムの生成および実行   ・各種ファイルのアップロードおよび編集   ・データ分析やグラフ生成   ・画像処理 ■新機能を優先的に体験できる  ChatGPTの新機能やアップデートは、まず有料版のユーザーに提供されることが多く、最新の機能を優先的に体験でき、常に最新のAI技術を活用することができます。  新たな機能や改善点に早くアクセスし、より効果的にChatGPTを活用することができます。
最後に・・・
ChatGPTの有料版は、以下のような人におすすめです。 ・利便性を重視する人 ・自分好みにカスタマイズしたい人 ・ビジネスで利用したい人 有料版は、より高度な機能やカスタマイズオプションを提供していますので、目的や要件に合わせて利用することをお勧めします。※ <本文注> ※ 出典:ChatGPTの無料版と有料版の違いは?     機能や使い方を徹底解説: https://qed-inc.co.jp/ai/chatgpt-free/         問い合わせ先:中小PMI支援センター株式会社 コンサルタント               中小企業診断士 杉本達雄 e-mail:info@pmis.jp
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