その他
35
2024/06/10

「クラウド会計ソフトを活用した経理業務の効率化」

記載者情報
経理業務の転換点
 中小企業、特に小規模な会社では、経理業務を同じ人が長年担当していることが多く、お金のやり取りも絡むため、業務を大きく変えることなく続けています。ただ、経理業務も時代の変化に合わせて変化しています。パソコンが普及する前には、ソロバンで経理の計算をして紙に書いていたところから、パソコンを使ってExcel等でデータ入力して対応するように変わっていきました。  最近では、スマートフォンを多くの人が持つようになり、通信回線も安価になったことで、スマートフォンとパソコンの両方で使える経理に関する様々なクラウドサービスが出ています。特にスマートフォンやパソコンで利用できる経理精算ソフトの登場やクラウド会計ソフトの登場により経理業務に変化が起きています。
便利なクラウド会計ソフト
 クラウド会計ソフトで有名なソフトとして「Freee」と「マネーフォワードクラウド会計」があります。両社は上場企業となっています。パソコンの会計ソフトの大手の「弥生会計」や「勘定奉行」もクラウド版を出すなどしてきています。  クラウド会計ソフトの特徴としては法令改正があった場合などでもシステム提供会社が使用料金の中で法令対応してくれたり、データがクラウドの中にあるので消える心配がなかったり、パソコン以外のスマートフォンなどからもアクセスできるなど、利便性が高いのが特徴です。
関連コラム