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2023/08/15

M&A/事業承継のプロセスとスケジュール感

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M&A/事業承継のプロセスとスケジュール感
M&A/事業承継を実行しようと思った時に、仲介やアドバイザーを入れていないと、何をすればいいかわからないことがあると思います。 また、事前にプロセスやスケジュール感を把握したいという方もいると思います。 そのような方のために、今回はM&A/事業承継の実際の流れと各プロセスの解説をしていきます。 ・M&A/事業承継の大まかなプロセスは以下のとおりです。 ①案件化 ↓ ②マッチング ↓ ③トップ面談・基本合意契約の締結 ↓ ④デューデリジェンスの実施 ↓ ⑤契約締結・クロージング手続き 大きく分けると上記の5つのプロセスがあり、その各プロセスごとに留意点やポイントがあります。 各プロセスごとに留意点とポイントをコラムに記載していますので、詳細は以下のコラムをご覧ください。 ①案件化 《M&A成功への秘訣》 M&A/事業承継で気を付けるべきポイント~売り手 案件化編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3298 《M&A成功への秘訣》 M&A/事業承継で気を付けるべきポイント~買い手 案件化編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3308 ↓ ②マッチング 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~売り手 マッチング編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3302 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~買い手 マッチング編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3317 ↓ ③トップ面談・基本合意契約の締結 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~売り手 トップ面談・基本合意編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3299 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~買い手 トップ面談・基本合意編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3327 ↓ ④デューデリジェンスの実施 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~売り手 デューデリジェンス編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3300 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~買い手 デューデリジェンス編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3335 ↓ ⑤契約締結・クロージング手続き 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~売り手 契約・クロージング編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3346 《M&A成功の秘訣》M&A/事業承継において留意すべきポイント~買い手 契約・クロージング編~ https://batonz.jp/learn/expert_articles/3348 ★M&A/事業承継の実際の流れスケジュール感とタスクについて ・M&A/事業承継のスケジュール感について 通常、M&Aのスケジュール感は、半年~1年ほどかかることが大半です。一方で、バトンズ等のマッチングプラットフォームを利用した場合、案件によりますが通常3~4カ月、早ければ1、2カ月で①~⑤まで完了します。 これは、案件が小さいほど各企業ごとの意思決定が早いことや、企業規模が小さいためデューデリジェンスの規模・工数、その深度が大企業と比べて小さく作業が早い(案件によっては実施しない場合もあります)、プラットフォーム型であるため売り手買い手ともに、相手を探すことがスムーズであることが起因しています。 そのため、まずは3~4カ月でのクロージングを目標に、案件によっては半年超をM&A/事業承継のスケジュール目標にされるのがよいでしょう。 あまり時間を掛けすぎるのは、だらだらと続いてしまい、お互いに負担になります。 ・M&A/事業承継後のタスク またM&A/事業承継の流れとステップは上記のとおりですが、当然それで終わりではありません。 売り手は、忘れがちですが、売買代金の債権管理と申告納税、各種手続きがあります。売っても債権を回収できないと意味がありません。また売るときも最低限買い手側の支払い能力について確認したほうがよいでしょう。そして売却をした場合は当然税務申告が必要となりますのでお忘れないように。不要な税金を払わなくて済むように、ちゃんとできる税金対策を検討すべきです。その後、移転する資産や廃業等の行政手続きがあります。もれなく対応しましょう。わからない場合は、顧問や信頼できる専門家に確認しましょう。 買い手は、売買代金の支払いはもちろん、登記や移転手続き等に加え、買収後の事業運営がございます。 買収した会社の統合業務をPMI(ポストマージャ―インテグレーション)と呼び、このPMI業務が上手くできるかでM&A/事業承継が成功するかどうかが決まります。買ってきてもちゃんと事業運営ができなければ意味がありませんからね。PMIについても後日コラムに記載しますのでそちらをご参考ください。 まずは全体のプロセスを理解し、自分が今どこにいるのかあるいは、今後何をしないといけないのかを把握することが、M&A/事業承継を成功させる第一歩になります。
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