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2022/04/10

小さな会社を高値で承継してもらう為には

記載者情報
出来るだけ高く譲るためのポイント
小さな会社のお手伝いを長年してきた経験から、「出来るだけ高く譲るためのポイント」は、以下3つではないかと思います。 (出来るだけ高く譲るためのポイント) 1.複数の良き後継ぎ候補を集める 2.承継を決めたら、最後は全力疾走する 3.社長が終活をする 出来るだけ高く譲る最大のポイントは、「複数の良き後継ぎ候補を集める」だと思います。 弊社の事例でも、最初の引き合い件数が多かった場合には、価格や雇用継続などの他の条件面で、譲り渡し手にとって有利に進められることが多かったです。
承継前のもうひと頑張り
2つ目のポイントは、「承継を決めたら、最後は全力疾走する=承継直前期の売り上げや利益の水準を上げる」です。 そもそも会社の価格ってどうやって決まると思いますか? 会社の価格算定に、土地にあるような路線価や固定資産税評価などの目安となる公的指標はありません。 また、小さな会社になればなるほど、取引事例といえるほどのデータストックもまだありません。 では何もないのかというと、特に小さな会社の第三者承継でよく用いられるのが、下記の簡便的価格算定方法です。 (小さな会社の第三者承継でよく用いられる簡便的価格算定方法) 承継直前の利益金額×○年分+時価純資産価額 なるべく高く会社を第三者承継しようと考えると、「承継直前期の売り上げや利益の水準を上げる」ことが大切です。 つまり、承継前は、これが最後の大仕事と本業に精を出されると、それがそのまま価格に反映されることが多いです。 もしそれほど売り上げや利益を上げられなくとも、「売り上げや利益が上がり傾向なのか」、「下がり傾向なのか」というトレンドも価格算定や他の条件面に大きく影響するので、例えわずかでも上昇局面をつくっておくということは譲り渡し手にとって承継前に行っておくとても大切なことです。
社長が終活をする
マッチングサイト等に載せてもそれほど多くの譲り受け手が現れなかった方、どう努力しても承継直前の売り上げや利益を上げられなかった方でも、下記を実行すれば、高く譲れる可能性があります。 (社長の終活) ・社内資料や取引先一覧表など引継ぎ書類の整備 ・仕事の仕方やノウハウを出来るだけ社内共有する ・社長がいなくても会社が回ることをイメージしてその準備をする 最後の出来るだけ高く譲るポイントは、上記にあるような「社長が終活をする」です。 小さな会社では特に、仕事における社長の依存度が高いです。 また、会社が組織化されていないため、書類の整備や情報の共有などで一般的な中小企業に大きく劣ることが多いでしょう。 逆に、重要書類がきちんと整備されていて、重要な取引先や仕入れ先などが一覧となっていると、それだけで譲り受け手へのアピールとなります。 また、特定の人や社長への依存度を少しでも下げる努力として、社内情報共有の仕組みの整備や社長がいなくても会社が回ることをイメージして多少でも準備をしておくと、他の小さな会社でそういったことをされているケースは少ないので、譲り受け手へのアピールにつながります。 この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。
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