譲渡
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2025/06/06

社会福祉法人の事業承継ー後継者問題・経営難を解決する新たな選択肢ー

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経営相談が増加する背景
CBパートナーズでは、介護・医療・福祉に特化したM&A仲介会社として、さまざまな法人の経営課題に向き合ってきました。 近年では、社会福祉法人からのご相談も増加傾向にあり、経営者の高齢化や後継者不在、施設の老朽化、赤字経営などの深刻な課題が表面化しています。 * <社会福祉法人が抱える課題> 1.経営者の高齢化と後継者不在 地域貢献に情熱を持つ篤志家が創業した法人が多く、同族経営や小規模な1法人1施設の形態が一般的です。 しかし、後継者探しが難航し、事業継続が困難になるケースが増えています。 2.施設の老朽化と資金不足 築年数が経過し、建替えや修繕が必要な法人も多く見られます。 高齢の経営者が大きな借入を避ける傾向があるため、再投資を断念し、承継を検討する事例が増加しています。 3.赤字法人の増加 社会福祉法人のうち、3割以上が赤字というデータもあり、規模を問わず経営環境の厳しさが増しています。 人件費・光熱費の高騰により、今後も赤字法人の増加が懸念されます。
社会福祉法人における事業承継の目的とメリット
① 法人・事業の継続 事業譲渡により、社会福祉サービスの提供を継続することが可能になります。 職員の雇用や利用者サービスの維持という点でも、大きな意義があります。 ② 経営基盤の安定 財務体質が安定した法人と統合することで、事業の再生・発展が図れます。 グループ内の資金支援によって建替えや修繕がしやすくなり、人材採用や施設運営も効率化されます。
手続きは「合併・事業譲渡等マニュアル」に沿って
社会福祉法人の中でも、一部の事業については行政からの補助金や寄附財産を含む場合、所轄庁との事前調整が必要です。 また社会福祉法人の事業承継を検討する際は、厚生労働省の「合併・事業譲渡等マニュアル」に沿った手続きが必要です。 ◆法的手続きとリスク回避のポイント◆ 社会福祉法人の承継には、以下のような留意点があります。 ~ 所轄庁の認可が必要な場合 ~ ・合併 ・定款変更を伴う事業譲渡 ・財産処分 ~ 雇用や利用者への対応 ~ ・職員の労働条件変更には説明と同意が必要 ・利用者・家族には目的や背景の丁寧な説明を ◆違法行為となるケース◆ ×経営権の売買:社会福祉法人には株式等がなく、経営権の金銭売買は違法 ×資金の私的流用:法人資金の流用や不適切な資金移動 ×利益相反取引:適切な手続きを経ない不当な取引 * 社会福祉法人の事業承継は、営利法人以上に複雑な法制度と公益性を伴う手続きが求められます。 理事会構成の変更や合併、事業譲渡には、所轄庁の認可や丁寧な関係者説明が不可欠です。 そのため、社会福祉法人に精通したM&A仲介会社や専門家(弁護士・会計士)との連携が、スムーズかつ合法的な承継を実現する鍵となります。
このコラムの詳細は下記よりご覧いただけます。
社会福祉法人のM&A・事業承継 https://www.cb-p.co.jp/column/15751/ ◆関連コラム◆ インタビュー|社会福祉法人 奉優会様~事業譲渡・合併のリアル~ https://www.cb-p.co.jp/column/18876/ 社会福祉法人による合併・事業譲渡の基礎知識 https://www.cb-p.co.jp/column/18792/
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