M&A
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2023/03/22

DD(デューデリジェンス)

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DDとは
一般的に、買収対象となる企業や事業の詳細な情報を収集し、分析することを指します。 具体的には、財務、法務、人事、税務、環境、業務運営など、さまざまな観点から調査が行われます。 このようなDDの実施により、買収対象企業や事業について正確な情報を収集し、買収後のリスクを最小限に抑えることができます。 また、DDは買収価格の算定や契約条件の検討にも必要な情報を提供するため、M&Aにおいて重要なプロセスとなります。
DDを実施するか否かは買い手側の判断によります
不動産M&Aに焦点を当ててみると、 法務DDで買収対象企業の法的リスクや契約の状況、不動産の所有権などを確認することや、 買い手が第三者である宅建業者や不動産鑑定士に依頼をして、売り手が所有する物件についてチェックすることもあります。 しかしながら、DDを実施するためのコストは大きいため、 どこまで実施するか、合理的判断が必要であると言えます。 これから先、譲渡後に大きな問題にならなければ、実施しなくても良い場合もあるかもしれません。 またそれとは逆に、譲渡後に事故が起きた場合は、全責任を負うことになることも忘れてはなりません。 反社会的勢力では無いことの確認も非常に大きなことと言えます。
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