公開日 | 2021/05/08 |
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記載者 | 株式会社VUILD ma... |
中小企業支援
岸田内閣「人への投資・リスキングへ1兆円」政策の中小企業への恩恵とは?どのように活用すべきか?
JAL再建稲盛式と同様な経営手法での指導支援が強み。「経営革新等支援機関」以外に民間初の経済産業大臣認定の【認定経営力向上推進機関】(全国に9機関)でもある。
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中小企業の賃金アップ等の為に政府支援策「リスキリングへ1兆円」
岸田文雄首相は10月12日、5年間で1兆円を投じる「人への投資」について3本柱で進める方針を示しました。
「賃金アップ ✕ 人への投資」は。岸田政権が求める重要な政策ですが、「人への投資」の一環として「リスキリング」は位置づけられ、その結果が「賃金上昇」につながるとしています。
メディアでは、この政策がベネッセ等“お友達人材ビジネス企業”のみが恩恵と批判する投稿が増えていますが、中小中堅企業にも恩恵がありので、当コラムで紹介致しします。
先ずは「リスキリング」とは、何かを説明していきます。
そもそも「リスキリング(Re-skilling)」とは、新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得するあるいはさせることを意味します。
また、リスキリングは基本的に、個人ではなく企業が進めるものであり、個人が費用を負担し大学院とかに行く「リカレント」とは違うものになります。
又、これまでの「スキルアップ」と「リスキリング」は違います。「スキルアップ」が今まである技術・知識を先輩レベルまで高めるのに対して、「リスキリング」は、いま習得している技術とは違う、新しいことに挑戦するイメージです。
特にDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り入れ、数字に強い経営幹部を育成する等の収益性を大幅に向上させる等の新しい人財を育成するのが「リスキリング」です。
次に、岸田首相が提示した3本柱とは何かを説明します。
1つ目の柱として企業間や産業間の人材移転を後押しするために「転職や副業などを受け入れる企業への支援を新設し拡充したい」
2つ目として企業で働く人のキャリアアップを目的とする転職を支援する仕組みづくり。。在職中のリスキリングから転職先探しまで民間の専門家に一括して相談できる体制。
3つ目で従業員の学び直しに取り組む企業への支援拡大を提唱した。現行の「人材開発支援助成金」でも事業主による労働者の訓練経費や訓練中の賃金負担を一定の範囲で支援しますが、この助成率を引き上げる政策です。
次に中小企業でどのような恩恵があるかを説明します。
確かにメディアが批判しているように、1つ目の柱及び2つ目の柱はベネッセ、パソナ及びテンプスタッフ等の“お友達人材ビジネス企業”が紹介料30%をとり儲けることが出来る政策となります。しかしながら、副業を推進することで大企業の優秀な人財を中小企業でも活用できることが出来て中小企業の生産性向上・収益改善に大いに貢献できるだけでなくおそらくその大企業の人材への人件費も補助されるものなり、非常にありがたい支援策であると思います。
又、3つ目の柱にしている「人材開発支援助成金」の助成率アップで当社のような経済産業省大臣認定の「経営力向上推進機関」(当社を含め全国に17機関のみ)による幹部研修はその研修費用は現状では8割ですがほぼ全額助成されることになります。
当社では既にDXを活用できる数字に強くなる幹部育成を「幹部育成塾・経営塾2日間コース」を開催しております。まだまだ第2期として12月8日開講を募集しております。下記をクリックし申込み下さい。第3期も開催予定です。問い合わせ下さい。
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今回のコラムはこの辺にして第2弾、第3弾として具体的な中小企業での活用方法を紹介していきます。今後も有益な情報をお届けします。