中小企業支援
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2024/08/14

後継者育成:ベテラン経営者こそ迷いを「選択」に変える経営の極意を伝承しよう

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迷いを「選択」に変え、未来を切り拓く経営判断
経営歴を重ねるにつれ、複数の事業を抱えることが一般的になります。しかし、全ての事業が順調に進むとは限りません。将来性が見えなくなった時、経営者は大きな決断を迫られます。ベテラン経営者が後継者に伝えたいのは、「悩む」ことをやめ「考える」 ことに転換すべきというシンプルな事実です。
考えるとは、選択問題に変換すること
「どうしよう」「何をしたらいいのだろう」と自問自答するのは、自由記述の問題を解いているようなものです。これでは答えが見つかりません。 重要なのは、選択問題に変えること です。例えば、事業の存続を判断する際、以下の4つの選択肢を考えます。 積極的に継続する: 成長拡大=M&Aによる買収 消極的に継続する: 現状維持 積極的に撤退する: 利確or損切り=M&Aによる売却 消極的に撤退する: やむを得ず中止 https://www.instagram.com/p/C-pKKbcy6Ll/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
選択肢をどう判断するか?「軸」を持つことの重要性
選択肢をモレなくダブりなく出せたとしてもそれを判断する「軸」 を持たなければ、感情や直感で決断してしまう恐れがあります。 おすすめの判断軸 他者の視点: 自分以外の人の意見を聞き、多角的な視点から考える。 時間軸: 10年後の自分がどう考えるか、未来の自分に問いかける。 後継者の視点: 後継者がどう思うか、組織全体の未来を考える。 これらの軸を持つことで、より客観的な判断が可能になります。 https://www.instagram.com/p/C-pPg_HSYWk/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
まとめ:ベテラン経営者が後継者に伝えるべきこと
悩みから「考える」へ: 悩む時間を「考える」時間に転換する。 選択問題への変換: 複雑な問題をシンプルな選択肢に絞り込む。 判断軸を持つ: 客観的な視点から決断する。 ベテラン経営者には、後継者に対して「経営判断の方法そのもの」をお伝えいただきたいと期待しています。それは、単に答えを与えるのではなく、自ら考え、決断できる力を養うことにつながります。
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北村真吾(中小企業診断士) https://batonz.jp/experts/8659 無断転載禁止、二次利用要許諾
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