公開日 | 2024/08/09 |
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記載者 | 北村経済研究所 |
中小企業支援
経営初心者向け:経営者タイプ診断で自分を知り、適切な参謀を得て成長を加速させる
経営者としての一歩を踏み出したあなたへ
世の中には、様々なタイプの経営者がいます。拡大志向でリスクを恐れず、会社を大きくしたいというタイプもいれば、安定志向で従業員を守り、会社を長く続けたいというタイプもいるでしょう。また、リーダーシップのスタイルも、独断で決断を下すタイプから、社員の意見を尊重し、共に会社を築いていくタイプまで様々です。
経営者のタイプを2つの質問でタイプ分類する
1つ目の質問は、あなたが経営をがんばるモチベーションについてです。安定志向(リスク回避型)で、会社を安定して継続すること。今の従業員や自分の生活を守ことがモチベーションでしょうか。もしくは逆に拡大(リスク選好)志向で、売上を上げること。会社を大きくすることがモチベーションでしょうか。
2つ目の質問はあなたのリーダーシップのタイプについてです。あなたは経営者として、専制型(現場重視、命令、ワンマン)なリーダーシップでしょうか。もしくは逆に民主型(合意重視、管理、役割分担)リーダーシップでしょうか。
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ここでくれぐれも分かってほしいことがあります。この質問を通じて「あなたは性格をこう変えた方がいいですよ」というものでは決してありません。どのタイプであっても経営者としての優劣はありませんし、タイプによって成功や失敗が宿命づけられているわけではないということです。
そして、身近に置くべき相談者のタイプとは
経営者、特に若い経営者にとって、何でも相談できて率直な意見をもらえる社外の相談者は必要な存在です。ではこの相談者はどんなタイプがいいのでしょうか。
お勧めしたいパターン1つ目=あなたがなりたいと思えるタイプ
先ほどのタイプ分類で「実は自分はこういう資質がほしかった。こういう人間になりたかった」と思える人物です。
お勧めしたいパターン2つ目=あなたとは異なる強みで補完してくれるタイプ
あなたのタイプ分類の真上か真下か左右か。隣接するタイプの人です。具体的にはあなたがAなら右のBか真下のC。あなたがDなら真上のBか左のCということです。
お勧めできないパターン1つ目=ことあるごとに意見が対立するタイプ
あなたと真逆のタイプの人。意見や考え方が全てぶつかるので相談の時間が緊張の時間となり、経営が前に進まない可能性があるかもしれません。
お勧めできないパターン2つ目=あたなとまったく同じタイプ
そして選ぶべきでないのはあなたとまったく同じタイプの人。話が分かり共感してもらえるものの、こちらも経営が前に進まないかもしれません。
まとめ
経営者として成功するためには、様々な知識やスキルが必要ですが、それと同じくらい大切なのが「自己理解」です。そして良き相談相手との出会いは、あなたの成長を加速させるきっかけとなるでしょう。
本記事に関するお問い合わせ
北村真吾(中小企業診断士)
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