M&A
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2021/02/15

【M&Aを考えたら!】自社の魅力の見つけ方(従業員)

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従業員は、買い手にとって魅力的
M&Aを考えたら、自社の魅力の見つけ方 従業員編です。 従業員の数や質は決算書を見てもわかりません。 M&Aにおいては、従業員がいる、資格を持った従業員がいる、若い人材がいるということは大きなウリになります。 特に人材不足で困っている業種、運輸・運送業界、建設業など多くの企業・業界で人材不足の状況になっており、M&Aで事業を買うことで従業員を得たいとお考えの買い手企業も多く存在します。 今や、なかなか採用できない、採用してもすぐやめてしまうと嘆き、困っている経営者も多いです。 M&Aで、仕事に慣れ、熟練した従業員が獲得できる、これは魅力的です。 私が担当した売り手企業さんでは、魅力的なポイントがあったにもかかわらず、従業員が十分いないということでマッチングできなかった案件もありました。 M&Aで事業を第三者に譲渡しようと考えたとき、 その魅力的な従業員をきちんと評価してもらえるように情報を整理しておきましょう。 まずは、従業員の構成を組織図上にマッピングして、それぞれの年齢を記載してみてください。 組織の年齢のピラミッドが三角形になっていれば、年齢構成として適正な構成です。 買う側も、年齢構成を気にします。 あと何年働いてもらえそうか、今後どのくらい人材の補充をしなければならないのか、 場合によっては、譲渡側と譲受側で人材の交流ができないだろうか、など当然考えます。 次に、各従業員がどんな技術やノウハウを持っているのか、資格や能力などもまとめておきましょう 誰が、どの職務をどのレベルで出来るのか、他社と比べて優位性のあるスキルやノウハウを持っているのか、 一人で業務を完結できるのか、チームで役割分担して業務遂行しているのか、 資格も業種によっては、資格取得者がいないと事業継続できないということもあります。 就業規則と勤務状態、勤務態度などもまとめておきましょう。 給与体系と各人の支給給与、さらに、残業代や未払いの残業代が無いかもチェックしておきましょう。 従業員は財産です。 買い手から見ると、なかなか採用できない現在、従業員獲得を目的にM&Aを検討する企業もあります。 そんな買い手にきちんと評価してもらえるように、職務・役割と年齢、技術や資格、勤務体系と兼務態度などまとめておきましょう。 この内容は、YouTubeでも情報提供しています。ぜひご覧ください。 https://youtu.be/xiWjG65HxsY
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