M&A
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2021/01/20

特定事業のみ売却する「カーブアウト型M&A」のポイント

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はじめ
一般的には、M&Aといえば「会社を丸ごと売る」ことだと考えられがちです。しかし、会社を丸ごと売るスキーム以外にも、M&Aには特定の部門だけを買い手に譲渡するカーブアウトという方法も存在します。 本記事では、事業だけを売却するM&Aのスキームについてまとめました。
ノンコアの事業だけを手放すというニーズ
経営者の独断であらゆる事業に投資し、スピード感を持って多角化していけるのはオーナー企業の強みです。結果として、創業して期間の経っている企業ほど、主力事業の他にサブの事業を持っているケースが出てきます。 たとえば不動産会社や建設会社が飲食店、介護事業などの店舗・施設系ビジネスを行っているなど、本業で扱うモノや関わる商流の中でノンコア事業としてビジネスを拡大しているケースが代表的でしょう。 そうした中で、ノンコア事業だけを売却したいというニーズが発生することがあります。 「持っている資産に見合った収益が上がらず、会社の戦略として力を入れていく事業でもないので手放したい」「儲かっているノンコア事業があるので、財務体質の強化のためにキャッシュに変えたい」といった事情です。 ・・・つづきはこちらからご覧ください↓↓ https://www.kizuna-corp.com/column/carve_out_ma/
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