中小企業支援
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2021/01/20

【廃業を考える前に!】後継者不在企業の選択肢とは

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後継者探しと会社の魅力向上は同時並行で
日本の中小企業の約2/3が後継者不在と言われています。 さらにこのコロナ禍で、経営状態も厳しくなってくると、事業の継続に不安を感じる経営者の方もいらっしゃるかもしれません。 実際、後継者不在が原因で廃業する企業も増加傾向であり、切実な問題です。 一方、後継者不在は大きな問題ですが、後継者を探せばよいのかというとそれだけが解決策ではないと考えています。 企業の業績向上、魅力の向上ができていれば、後継者も何らかの形で見つけることが可能なはずです。 後継者探しと同時に会社の魅力向上も重要な経営課題です。
後継者不在≠廃業 まず最初に残された時間を見積もる
「後継者がいないイコール廃業」と考える前に、他の選択肢はないだろうか、自分の会社・社長の考え方に合致する選択肢はどのようなものがあるのかを知っておくことも必要だと思います。 まず最初にすべきことは、残された時間や猶予はどのくらいあるのかを見極めましょう。 経営状況や資金繰り、経営者の健康問題、従業員の退職の問題など・・・ まだ数年余裕があるのか、1年以内に何とかするのか、はたまた数か月以内に何とかしなければならないのか。それによって選択肢が変わってきます。 そのうえで、 ①「改めて親族・従業員から後継者を探す」という選択肢があります。このポイントは情報の共有です。 ②「経営者を外部から招く」という選択肢です。このポイントはその企業が一定の条件に当てはまるかどうかです。 ③「M&Aによる第三者承継」という手段です。近年中小企業のM&Aとくに事業承継を目的にしたM&Aは増えています。今後一層親族内承継は減少すると思われますので、有力な手段として当たり前に行われていくことになると思います。 ④そして最後の選択肢として「廃業」です。これを残された時間と会社や経営者さんの状況に合わせて検討していくことになります。 次回以降、各選択肢について考えていきたいと思います。 この内容は、YouTubeでも情報提供しています。ぜひご覧ください。 https://youtu.be/H2n8Yayo3FM
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