M&A
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2024/05/07

【M&Aを成功に導くIT_DD】ITデューデリジェンスの目的とは

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ITデューデリジェンスの目的
デューデリジェンスとは「買収監査」を意味しますが、ITデューデリジェンスも同様にITに関連する買収価値を見極めることが最終目的になります。 当社では、この買収価値を見極めるためにITデューデリジェンスにおいて、以下の調査や検討を行っています。 ・致命的IT課題の有無確認 ・M&A価格の算出 ・M&Aスキーム/契約内容/手続き項目の検討 ・M&A後のシステム運用方法の検討
致命的IT課題の有無確認
まずは、デューデリジェンスのできるだけ早期の段階でM&Aの検討を取りやめるほどの致命的なIT課題がないかを確認する必要あります。 例えば、IT老朽化への対応費用があまりに高額であったり、買収対象の事業継続に必要不可欠なITシステムが売主側から切り離し不可であったりするケースが挙げられます。
M&A価格の算出
M&A価格の算定のインプットとして、将来見込まれるIT投資費用や運用費・その他費用を提供します。 具体的には、ITシステムを売主側から切り離す際に必要なシステム再構築費用やM&A後のIT運用費をマイナス影響を与える可能性のある項目として算出したり、逆にプラス項目としては、業務・システム統合による運用費や人件費の見込み低減額などを算出します。
M&Aスキーム/契約内容/手続き項目の検討
契約やIT資産を保有する主体が誰になるかにより、税制面などに影響が出るため、最適なM&Aスキームを検討するためにITデューデリジェンスではIT資産や契約内容の整理、M&Aスキームの比較材料の提供を行います。 また、M&A手続きにおけるIT関連項目には、社名変更に伴う会社法、税法、および金融関連法、薬事法などの法令への対応が必要な可能性があるため、どのような手続きが必要か精査します。
M&A後のシステム運用方法の検討
M&A後のアプリケーションやネットワーク等の切り替え作業や、暫定運用を含めた業務統合後の運用設計にITデューデリジェンスの調査結果は重要なインプットとなります。 M&A後のシステムの設計や導入・運用計画を詳細に定義したものを全体のM&A後の事業運営方針に反映していくことになります。
初期相談は無料です!
M&AにおけるIT検討範囲は専門的で多岐にわたり、スピーディーかつ網羅的に行うことは大変困難です。 M&Aおよびそれに伴うIT作業をご検討の際は、ぜひFLAGSHIP合同会社にご相談ください! 弊社代表は多数の企業様へシステムDD、PMI計画策定、投資買収後のITを活用した成長支援をハンズオンで行い、システム投資戦略、人材戦略、情報ガバナンス戦略、業務プロセス最適化など経営と現場の両視点を持って改善プロジェクトを企画遂行してきました。 経営と現場およびITの意識のギャップ解消し、チームワークを強化して進むべき方向へ推進させていくことに強みを持っています。 当社への初期相談は無料です。電話・Webより随時受け付けていますので、是非お気軽にご連絡ください。
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