PMI
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2024/02/05

M&Aの成功の鍵:従業員の心をつかむ戦略

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ワークエンゲージメントとは
M&Aは、経営資源の獲得や市場拡大など企業価値向上を目的として行われますが、M&Aには従業員のモチベーション低下やパフォーマンスの低下、価値観や企業文化の衝突、人材流出などのリスクも伴います。 そこで、M&A後の経営統合プロセスでは、従業員のワークエンゲージメントを維持・向上させる取り組みが重要となってきます。ワークエンゲージメントとは、従業員が仕事に対してポジティブで充実した心理状態のことであり、「活力」、「熱意」、「没頭」の3つの要素で構成されます。 • 活力:仕事に対して前向きに取り組み、困難な状況を乗り越えられる粘り強さがある状態 • 熱意:仕事に対してやりがいを見出し、誇りを持ち、挑戦意欲を感じている状態 • 没頭:仕事にのめり込んでいる状態
成果を出す組織の特徴
ワークエンゲージメントが高い従業員は、仕事にやりがいや誇りを感じ、熱心に取り組むことで、パフォーマンスが高く、仕事から活力を得ていきいきとしています。また、ワークエンゲージメントが高い組織は、従業員が会社のビジョンや目標に共感し、一体感や帰属意識を持ち、コミュニケーションや協力も活発で、高い生産性と創造性、高い従業員満足度、低い離職率を示すと言われています。すなわち、ワークエンゲージメントを高めることは、M&Aの成功に欠かせない要素であると言っても過言ではありません。
M&A後のワークエンゲージメント向上策
M&A後のワークエンゲージメントを高めるために経営者が行うべき施策としては、以下のようなものがあります。 • M&Aの目的やビジョンを明確に伝え、従業員の理解と共感を得ること。 • M&A後の変化に対応できるように、従業員のスキル向上を支援すること。 • M&Aによる不安やストレスを軽減するために、積極的に従業員の声を聞き、フィードバックを行うこと。 • 従業員の成果を評価し、報酬やキャリアなどの待遇を公平に決めること。 • M&Aによる新しい企業文化や価値観を共有し、従業員の帰属意識を高めること。
信頼関係構築支援サービス
M&A後に、経営者と従業員がお互いに不信感や敵対心を持つと、コミュニケーションや協力関係が妨げられ、ワークエンゲージメントが低下してしまいます。 中小PMI支援センター株式会社では、M&Aの成功の鍵はPMI(M&A後の経営統合プロセス)にあると考え、M&AアドバイザリーサービスからPMI支援サービスまでをワンストップで提供しています。その中で、従業員のワークエンゲージメント向上を目的とした信頼関係構築支援サービスも提供していますので、ご興味ある方はぜひお気軽にお問合せ下さい。 詳しくはこちらのページから https://batonz.jp/adviser/experts/7541 お問い合わせはこちらへ e-mail: info@pmis.jp 中小PMI支援センター株式会社 パートナーコンサルタント 松本 英哲
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