公開日 | 2021/01/14 |
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記載者 | 特許業務法人 浅村特許事... |
M&A
企業による「経営デザインシート」の利用広がる
知的財産(特許権・商標権・著作権等)は会社や事業の価値を大きく左右します。知的財産の適正な価値を評価してM&Aを成功させましょう。
専門分野
企業/事業評価
デューデリジェンス
法務支援
海外対応
その他中小企業支援
対応可能エリア
日本全国対応可能
海外全般
企業による「経営デザインシート」の利用広がる
※このコラムはこちらからもお読みいただけます。
https://aivas.jp/20191029_2297.html
ここ数年、企業による「経営デザインシート」の利用が広がっています(例えば、2019/10/28付の日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51438660V21C19A0TCJ000/
この記事では、経営デザインシートをM&A、新規事業の開発、事業承継などに活用する最新の動向が紹介されています。経営デザインシートは、内閣府が2018年5月に公表したもので、知財戦略本部(首相官邸)の以下のウェブサイトからA3判1枚紙の用紙をダウンロードすることができます。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html
経営者や幹部自らが、用紙の上欄に経営理念を、左側に自社の従来のビジネスモデルを、右側に将来のビジネスモデルを記入し、現在と将来と対比して、変化に必要な戦略や資源を割出して、下の欄に従来の課題とこれからの解決策を書き込んでいくのです。様々な活用例・作成例が同ウェブサイトに紹介されています。企業のビジネスモデルは知的財産と結びつくことにより価値を生むという観点から、経営デザインシートを、将来の企業変革を具体的に構想するためのツールとして利用することが期待されています。
難しく考えずに、書ける欄から記載することがお勧めです。会社の方針や将来の姿の確認、強み/弱みの発見や共有など、必ず「何か」を得られるはずです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/keiei_design_sheet.pdf