M&A
96
2021/04/06

M&Aでの理想的な買い手を考える

記載者情報
M&Aでの理想的な買い手を考える
M&Aの成約はゴールではありません。売り手企業で働く従業員にとっては、M&A後の新しい環境で人生を歩んでいくことになります。売り手のオーナーは、 従業員の人生を背負っているという気概で買い手を決めることでしょう。しかし、M&Aは一生に一度の経験ですので、どんな買い手を選べばよいか分からないことも多いと思います。 独立のきっかけとしてM&Aを考えている個人事業主や既存事業の強化や新規事業への進出を目指す中小~中堅企業の経営者、場合によっては上場企業の担当者など買い手は様々ですが、理想的な買い手は次のような要件を満たしていることだと言えます。 <理想的な買い手が満たす要件の例> ・M&Aの目的が明確であること ・シナジー効果があること ・十分な資金があること ・売り手の従業員を前向きに受け入れてくれること ・事業に対するビジョンが一致していること 売り手のオーナーは、トップ面談の際にしっかりと買い手のオーナーと話をする必要があります。特に、M&Aの目的や事業のビジョン、ステークホルダーに対する理念など定性的な部分で共感できるかが大切です。 M&Aの成約はゴールではなく、スタートです。会社がスムーズに引き継がれ、シナジーによって新しい形で成長していくことが目的です。その目的を達成するためには、専門家の意見を入れることも有効です。M&Aで事業承継を検討している方は自分だけで考えるのではなく、自分たちだけでは不安があるという場合には、一度、専門家に相談することをおすすめします。 ☆金融機関様・事業再生ファンド様・中小企業様☆ 融資先や投資先の事業再成長や経営改善、幹部研修のご相談は下記まで 株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニー https://www.lybritz.com info@lybritz.com ライブリッツ通信はこちらから https://bit.ly/3fItlh5
関連コラム