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前橋中央通り商店街 高級青果店の「八百駒商店」があとつぎ募集中!

2023年08月09日

「八百駒商店」のストーリー

贈答用の果物を買うなら「八百駒商店」。前橋中央通り商店街の一角を占めるこちらの有名店は、明治42年現在の代表である飯塚さんのお祖父様が群馬県前橋市の大手町にて創業。2代目は飯塚さんのお父様のお兄様。長男だったこともあり「八百駒商店」を継がれましたが、第二次世界大戦で戦死されたことをきっかけに、当時はカメラ屋さんを営まれていた、弟である飯塚さんのお父様が3代目としてお店を引き継がれます。

戦後は、創業の地である大手町から前橋中央通り商店街へ移転。事業を順調に成長させ、地域で一番大きなデパートであるスズラン百貨店の前橋店にも店舗を構えるほどになりました。飯塚さんも幼い頃からお父様の仕入れに付き添い、東京築地の市場まで足を運ばれていたそうで、活気のある市場の雑踏を肌で感じ、いつかは自分も「八百駒商店」を継ぐと心に決められていたそうです。

 

大学を卒業されてすぐアメリカに飛び立たれた飯塚さん。日本に戻られてからは渋谷の東横のれん街に位置する青果店で1年半の修行を積み、29歳になられた1983年に「八百駒商店」に戻ります。当時はバブル景気もあり、年商は2店舗合わせて5億円を超え、約30名の従業員が在籍。物流も今ほど発達していなかったので、東京秋葉原の市場まで直接仕入れに行くこともしばしば。お客様が「八百駒商店」に求めるクオリティの品を仕入れるべく、日々奔走されていたといいます。

現在まで、「八百駒商店」の高級青果店としてのブランド力は健在で、贈答品としてフルーツを購入される方が大変多くいらっしゃいます。お店の売上構成として、小売販売が飲食店への販売の2倍以上。お中元やお歳暮などの時期には、顧客名簿へダイレクトメールを郵送して注文獲得に繋げています。

飯塚さんはご自身を育んでくれた地域への貢献にも積極的で、商店街の理事長や前橋青果市場の代表のご経験もあるほど。そして前橋市は、メガネの「JINS」の創業者である田中仁さんの出身地でもあり、商店街の再興にも関わられている繋がりで、官民と連携して今まさに若返りが図られているところでもあります。しかし、現在の「八百駒商店」には、飯塚さんの後継者となられる方がいらっしゃいません。

飯塚さん:「前橋中央通り商店街には本当にお世話になりました。シャッター街にするまいと様々な方が尽力してくださった結果、お若い方の人通りも増えている中で、お店を閉めてしまうのが忍びないです。4代に渡って培ってきた八百駒ブランドを引き継ぎたい方がいれば、応援したい。」

飯塚さんは、積極的な方が来てくだされば1年程度は並走して引継ぎをしてくださります。地域に根ざしたブランドを引き継いで事業をスタートされたい方は、ぜひお問い合わせください。

「八百駒商店」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には

電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp

案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/32452
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。

 

 

 

経営のポイント

・お客様のニーズに沿ったクオリティの高い青果を仕入れる必要がある

現在のお客様が「八百駒商店」に求めるのは質の高い青果。贈答用として購入される方も多いので、5~6,000円のメロンなども常に取り揃えておく必要があります。量販店との価格競争で勝ち残ることは難しいので、「八百駒商店」が今まで培ってきた高級青果店としてのブランド力を活かして引継ぎ後の経営プランを考えていかれることをお勧めします。

・新規顧客の獲得方法を考えて実践する

現在の販売手段は青果の店舗販売飲食店への宅配。集客手段は、お中元とお歳暮時期にダイレクトメールを顧客に送っています。今後は高級青果の販売だけでなく、商店街へ訪れる若い方が足を止めるようなジュースやアイスクリーム、ゼリーなどの商品開発に加え、SNSでの情報発信などを積極的に行なっていくことで事業を拡大していける可能性が大いにあります。

2023年7月7日~9日で開催された「前橋七夕まつり」の期間中は、店先で1杯200円のフルーツジュースを提供し、90万円の売上でした。青果をうまく使って在庫のロスが少なくなるような商品を開発していくことが事業成長のポイントになります。

あとつぎの募集要件

・商品を見極める力をお持ちの方、もしくは見極め方を学びたいと考えている方

近年では機械を使用した青果選別がしっかりしているので、グレードを絞って買い付けをすれば仕入れは難しくないのですが、やはり高級青果をお求めのお客様に対して品質を担保するためにはご自身で青果の品質を見極められる力も必要になります。

すでに青果の見極めについてご経験をお持ちの方であれば歓迎なのですが、もしこれから学びたいと熱意を持って取り組んでいただける方であれば、飯塚さんからしっかり教えてもらうこともできますので、未経験の方でもチャレンジすることができます。

・関係する方々との人間関係をうまく構築できる方

「八百駒商店」は前橋中央通り商店街内に店舗があるので、必然的に周りの商店と連携して商店街のイベントなどに参加していく必要があります。近年では、商店街の中に若い経営者が飲食店を開店することも増えています。そのため、新しい方に対しても好意的な風土があり、馴染みやすいと思いますが、関係する方々との人間関係を大切にできる方をあとつぎとしてお迎えできればと考えています。

・自動車免許をお持ちで、運転ができること

自動車を使って近隣の飲食店へ青果を配達する必要があるので、運転免許が必要になります。自動車は現在使っているものを引き継ぐことができますが、運転免許をお持ちでない方は取得していただく必要があります。

あとつぎになる魅力

・高級青果店である「八百駒商店」のブランド力を引き継ぐことができる

明治時代から地域に密着して築いてきた、確固たる品質への信頼を引き継ぐことができます。店名はもちろん、現在まで使われてきている包装紙やパッケージなども全て引き継ぐことが可能。お店のブランド力を青果以外の商品の販売にも活かしていただけます。

・熟練のパートさん方も引き継げるので、お店の運営が安心

パート社員2名と事務員が1名の3名を引き継ぐことができます。長く勤務しているため店舗運営と常連のお客様について熟知しているので、安心してお店の運営を引き継ぐことができます。

しかし、店先に立ちお客様のニーズを会話から汲み取って、商品の仕入れを行うなどの重要な業務についてはご自身で行う必要があります。そのため、副業として検討されている方や、パート社員に店舗運営を任せきりにする可能性がある方へはお譲りが難しいです。

「八百駒商店」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には

電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp

案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/32452
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。

 

 

群馬県前橋市「八百駒商店」のあとつぎとしての暮らし

群馬県の県庁所在地で中核市に指定されており、高崎市に次ぎ2位の人口を抱える都市です。明治時代には製糸業で栄えたことでも有名です。市街地は住宅街やオフィスなどが立ち並び、鉄道やバスなどの公共交通も充実。農業が盛んな山間部も存在しますので、都会と田舎での2つの暮らしも満喫できます。

子育てに関しては、保育施設の待機児童数がゼロであることも魅力の一つです。子育てひろばや前橋こども図書館、児童文化センターなどの施設も充実しており、放課後児童クラブは、2013年に48か所だったものを2021年7月には84か所まで増えているため、子育てしながらでも働ける環境が整っています。

◽️前橋市移住ガイドブック

https://gunmagurashi.pref.gunma.jp/wp/wp-content/uploads/2018/11/ijuguidebook.pdf

群馬県前橋市「八百駒商店」のバトンズDR(データルーム)

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