「味処 國光」のストーリー
新潟県三条市の「味処 國光(こっこう)」は、1975年(昭和50年)に三条市の街中で長谷川さんが始めたラーメンと焼肉のお店。1989年(平成元年)に今の物件へ移転して30年以上、この地域で地元の方々に愛され続けてきました。
長谷川さんは飲食関係の学校を卒業されてからすぐ東京へ出て、五反田の「國光苑」という中国料理店で修行を積みました。当時の「國光苑」は映画制作会社の社員などが詰めかけて賑わう有名店。存分に中華料理を学ばれた長谷川さんは、7〜8年で新潟県へ戻り、知人のお店で2~3年腕を振るわれます。その後、30歳の時に知人からの紹介でお店を持てることになり、「味処 國光」の開店を決めました。
お店の開店はバブル後期の1989年(平成元年)。最初は赤字だったものの、長谷川さんの地道で熱心な営業活動により少しずつお客様は増え、売上はずっと右肩上がり。まずは地元の方々をお店へご招待し、一緒にお酒を飲みながら関係性を深めていかれたそうです。
徐々にお店の営業が軌道に乗った頃には、入りきれないほどのお客様が来店され、お断りすることもありました。現在、コロナ禍で経営状況は変わってしまい、売上はピーク時の半分になってしまいましたが、根強いファンに支えられて営業を続けており、お客様の8割は常連さんです。
長谷川さん:「お店を続けるコツは終始一貫、お客様に可愛がってもらうこと。自分を知ってもらってお客様と仲良くなることだね。」
約50年間にわたり、常連さんに愛されてきた「味処 國光」ですが、長谷川さんが元気なうちに、次にお店をやりたい方を応援して育てたいというご希望から、あとつぎを探されることになりました。
「味処 國光」は1階が店舗、2階が住居になっているので、住み込みで働くことができます。できれば近隣から継ぎに来てくださる方が望ましいですが、遠方から新潟県三条市へ移住を検討している場合でも、直接お店まで見学に来られる方であれば相談できます。
また、営業を引継いだ後もノウハウやレシピ、常連さんとのやりとりは長谷川さんからしっかり教えてもらえるので安心して挑戦できる体制です。
「味処 國光」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/17594
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズへのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
経営のポイント
■建物や設備器具は故障することも視野に入れて経営を
建物は築35年、お店自体も開店から30年以上経っているので、老朽化が進んでいます。いつ調理器具が壊れたり、建物が壊れてもおかしくない状態なので、あとつぎになられる方は必ずお店まで足を運んで実際にご自身の目で確認してください。
■お店の立地柄、リピーターを呼ぶ仕組みづくりを
「味処 國光」は、JR東三条駅、北陸自動車道燕三条IC、上越新幹線三条燕駅から車で10分程度の場所にありますが、繁華街の中にあるわけではないのでお客様がショッピングのついでに流れてくるということはありません。
飲食業の粗利は60%以上をキープすることが多いと言われていますが、「味処 國光」は52~3%。お客様に利益を還元しており、常連さんになってもらえるようなサービスを意識していくことで、売上を伸ばされてきたお店です。
あとつぎの募集要件
■昼間にランチの営業ができる方
現在は昼間の営業はなく、夜のみの営業です。コロナ禍の影響を受ける前は昼の営業もしており、近くの工業流通団地などからも多くのお客様が来店していました。当時はパートやバイトを2名ほど雇い、長谷川さんが厨房を担当し、奥様がフロアを支える形で出前もやっていたので、引継ぎ後は人員を増やして業容を拡大できる余地が大いにあります。
■これから一念発起して頑張りたい!という方
店主の長谷川さんはお話好きでとても笑顔が素敵な方。80歳まで現役で働かれることを目指してきましたが、その前に「味処 國光」を継いで一念発起して頑張りたい!という方がいらっしゃったら、お料理や仕込みなどイチから全部教えて応援していきたいというお気持ちを持たれています。
お料理を担当する方とフロアを担当する方で最低でも2名はお店を回すのに必要になります。2階が住宅になっていますので、ご夫婦や親戚、ご友人同士など、住み込みで飲食店をやってみたいという方に最適なお店です。
■きちんと直接来てお店を見てくださる方
建物や設備器具は現状のままの引継ぎとなるため、状態を見るためにもまずはお店に足を運んで見学に来られる方と優先的にお話を進めます。営業時間や仕込みの他にも、お客様の対応をしなければならないタイミングもあるため、見学を希望する場合にはまず<0120-998-196>まで連絡の上、日程調整をしてからお店へお越しください。
「味処 國光」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/17594
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズへのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
あとつぎになる魅力
長谷川さんの趣味は、夏場にカブトムシを捕まえること。30年ほど前にお店に来る子どもに、取ってきたカブトムシをプレゼントしていたら、その子どもたちが大人になり、今度はそのお子さんを連れてきてくれるようになりました。
長谷川さんは、父親が子どもに「お父さん、ここの店主の長谷川さんに、カブトムシをもらったのがすごく嬉しかったんだよ」と話す姿を見たことが、とても嬉しかったと笑顔でおっしゃっていました。
レシピやノウハウはしっかりと長谷川さんから引継いでいただけますが、今までと全く同じようなやり方で営業をしてほしい、というのは難しいと思っています。ご自身で地域のお客様と長く良好な関係性を築いて、自分なりの「味処 國光」を育てていきたい方は大歓迎です。
新潟県三条市「味処 国光」のあとつぎとしての暮らし
新潟県三条市は新潟市、長岡市、上越市に次ぐ県内第4位の人口約93,000人を擁する都市。隣接する燕市とはともに金属加工を中心に栄えたため関係性が深く「燕三条」などと言われることもあり、三条は「商人の町」、燕は「職人の町」と称されます。
中心市街地には大型スーパーや娯楽施設が充実しており、「味処 國光」も中心エリアから車で5分程度。小学校・中学校も近くにあるので、お子さんがいらっしゃる場合でも通学に不便はありません。また、30分ほど車を走らせれば海に出られるので海水浴や海釣り(スズキが釣れます)が楽しめます。
三条市はキャンプギアのまちでもあり、全国的に有名になったスノーピークを初め、地元で生産されるギアの種類はとても豊富。市内には無料のキャンプ場もあります。
新潟県三条市は子育て支援も充実しています。珍しい制度としては「パパ手帳」というものがあります。父親にも楽しく積極的に子育てに参加してもらうために、父子手帳「Enjoy!パパ手帳」を母子健康手帳とともに配布するものです。他にも3歳未満の児童に月額15,000円の手当が出るなど、手厚いサポートが魅力です。
三条市 子育て支援サイト:https://www.city.sanjo.niigata.jp/kosodate_kyoiku/kosodate_site/index.html
新潟県三条市で「味処 國光」とともに、地域の常連さんの「思い出の味」を守ってくださる方のご応募を、お待ちしております。
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