No.7920 公開中
公開日:2021.06.18 更新日:2024.12.04
閲覧数:5928 M&A交渉数:64名 事業譲渡 専門家なし
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鹿児島県の蒸留所にてウイスキーの製造販売を行っております。 当蒸留所は、2023年5月にウイスキー製造免許を取得し、クラフトウイスキー工場としては日本上位の製造能力を持っています。 毎月約1万5千リットル(年間18万リットル程度)のウイスキー原酒を製造しています。現在、ジャパニーズウィスキーのブームが続いており、国産のシングルモルトウイスキー山崎などは入手困難の状況が続いております。ウイスキーは熟成をすることにより、年々価格が上がっていきます。 この様にウィスキーの需要は高い中でありますが、大量に製造するには資金が必要であり、当蒸留所の設備をさらに拡充するためには資金が必要であります。当蒸留所の将来のために、売却を決断しました。 今後の事業価値を考え総額40億円での売却を計画しております。 ただし、大幅なディスカウントも検討しますので、興味がありましたら是非ご応募ください。
※事業譲渡では譲渡資産によって消費税がかかります。金額交渉において双方認識の上で進めてください。
1,000万円未満:最低35万円(税込38.5万円)
1,000万円以上:最低70万円(税込77万円)
5,000万円以上:最低150万円(税込165万円)
2拠点合わせ約7万㎡
価格
最新情報や詳細情報は、交渉を進める中で確認いただく必要があります。
令和5年にウイスキー製造免許を取得し、現在は、製造しながら、予約販売をしています。 ウイスキーの原料である大麦は1kgで250円程度の原価ですが、この1kgの麦芽から500mLのウイスキーを作ることが出来、価値は9,000円になります(250円→9,000円)。さらに、ウイスキーは熟成させることにより年々価格が上昇する特性をもっており(年間資本成長率は10%以上を維持 https://whiskycask.jp/caskowner)、非常に利益率が高い商材です。
既存の酒販店の取引先を多くもっているため、酒販店への販売が可能です。 酒販店への販売のほかに、インターネット通販を自社で行っており、エンドユーザーに直接販売することが可能です。 また、一般公開前にも関わらず、すでに海外輸出の要望やOEMの打診を数多く頂いており、実際に受注生産を行っております。
当蒸留所は焼酎を製造してきており、歴史が古く、現在の従業員も数十年を越えるキャリアの職人がおります。
粉砕 専用の麦芽粉砕機を用いて、粒上の麦芽を粉砕します。 粉砕機の刃を調整することで、粉砕する麦芽の大きさを調整します。 粉砕する麦芽は、大きさによってハスク、グリッツ、フラワーの三段階に分かれます。 当社の通常の粉砕割合は3:6:1で粉砕しております。 糖化 温水に粉砕した麦芽を加えて糖度12~13%程度の糖化した、麦汁を製造します。仕込み水には、霧島連山由来のミネラル成分が豊富な天然の地下水を使っております。こまめに温度計測、糖度計測をし、データをとり次回以降の糖化に活用し、より糖度の高い麦汁目指しております。 発酵 糖化した麦汁を常温まで冷ました後、酵母を加え発酵させます。酵母が麦汁の糖をアルコールと二酸化炭素に分解し、アルコール5%程度のもろみになります。発酵タンクの温度管理や周辺の衛生状態に気を配り雑菌の繁殖を避けることで、より良いもろみになっていきます。酵母による発酵が48時間程度、その後24時間程度の乳酸発酵をさせることでもろみになります。 蒸留 発酵したもろみは、2回の蒸留(初留、再留)を経てウイスキーの原酒になります。 初回の蒸留である初留では、アルコール度数5%ほどのもろみが20~22%程度の初留液になります。二度目の蒸留である再留では、アルコール度数60度程度の原酒になります。 再留の行程では、雑味成分の多い(ヘッド)やアルコール度数の低い(テール)部分をカットして、美味しい部分のみ(ハート)を原酒にします。これをミドルカットと言います。 序盤部分のヘッド、後半部分のテール部分は次回の再留に使用します。 ミドルカットの他、横川蒸留所では蒸留の温度も管理しています。雑味成分の出やすい温度帯を避けて蒸留しています。 熟成 再留の終わった原酒は木樽に入れ、熟成させることでウイスキーになります。ウイスキーの熟成にはバーボン樽、シェリー樽で熟成させるのが一般的です。近年はミズナラ樽やワイン樽等も使用されるようになってきました。 横川蒸留所では、甘みの強いシェリー樽を中心に熟成させています。横川蒸留所の立地は標高300メートルのところにあり、日夜の寒暖差が大きく、夏と冬の気温差も大きく、良い熟成が期待されます。