M&A
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2021/04/07

M&Aのトップ面談における売り手と買い手の心理

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はじめに
M&Aのディールでは交渉相手を絞り込んだ後、トップ面談が行なわれます。売り手と買い手の意思決定者が顔を合わせ、本格的な交渉の手前に情報交換を行なう慣習です。 トップ面談はただの顔合わせではありません。M&Aを成功させるため、売り手企業と買い手企業がお互いの心理をくみ取ったうえで交渉を進める必要があります。
トップ面談の目的とタイミング
トップ面談は、M&Aの相手先企業の理解を深めるために、とても重要な場です。相手から交渉に必要な情報を引き出し、計画的に事前準備を進めていきます。 ◆トップ同士で深く理解し合う トップ面談の一番の目的は、売り手と買い手双方の企業や人、ビジネスの内容について深く理解し、疑問点を解消していくことにあります。トップ同士の第一印象が大事な場です。 面談にあたって、質問事項や提案すべき内容は事前に整理しておきましょう。ぶっつけ本番で臨むのは禁物です。 ◆トップ面談は複数回にわたることも トップ面談は、M&Aの交渉が本格的になったタイミングで実施されます。厳密なタイミングの決まりはありませんが、買い手企業が自社の意向や希望条件を伝える、意向表明書の提出前に行なわれるのが一般的です。 疑問点が一度の面談で解消できなければ、複数回にわたって実施されることもあります。
トップ面談における売り手と買い手の心理
M&Aでは、売り手はいい会社であると見せたいし、買い手は妥当な価格で買いたいと考えるのが通常の心理です。それぞれの利害関係が一致することはまず考えられないので、交渉における互いの心理と優先順位を理解しておく必要があります。 ◆金銭的条件における双方の心理 ・・・つづきはこちら↓↓ https://www.kizuna-corp.com/column/top-mendan/ ◇絆コーポレーション ホームページ https://www.kizuna-corp.com/
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