譲渡
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2020/07/21

中小企業事業承継の選択肢の1つとしてM&A

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中小企業事業承継の選択肢の1つとしてM&A
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社外に後継者を求める「M&A」
親族内や従業員など身近なところに後継者が見つからない場合、社外に後継者(社)を求めるのです。 それが、中小企業におけるM&Aの一側面です。 M&Aには、会社売却による創業者利潤のほか、次のようなメリットが期待できます。 1.後継者候補を広く外部に求めることができる 2.従業員の雇用や取引先との関係をそのまま継続できる 3.譲り受け先と一緒になることで、その事業のさらなる発展が期待できる 4.譲り受け先は、一般的に財務状態が安定しているため、会社の財務状態が安定する可能性がある 5.会社を売却した資金で負債の清算ができるかもしれない 6.不動産などの会社の資産を残せば、その後の生活資金を確保できる可能性がある(家賃収入)
売れる会社にする
このようにメリットがたくさんあるM&Aですが、買い手企業がないと成立しません。 つまり、他社からして買いたいと思える優良な会社しか使えない、事業承継方法なのです。 まず、M&Aで事業を引き継ぐには準備が必要ですが、その準備の一つが「磨き上げ」です。磨き上げとは、売却前に企業価値を高める取り組みのことです。 磨き上げを行うことで、より良い買い手が見つかる可能性や、譲渡価格が上がる可能性が高まります。 1.会社の「強み」を作り、「弱み」を改善する (他社との違いを明確にする、従業員のスキルを向上させる等) 2.ガバナンス・内部統制を向上させる (オーナーと企業の線引きを明確化する等) 3.経営資源をスリムにする (事業と関係性の薄い株主を整理しておく等) これらの「磨き上げ」には、時間がかかることから、事業引継ぎのタイミングから逆算して、できるだけ早めに着手されることをお勧めします。 この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。 ※上記は執筆現在(2015.04.27)での情報です。
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