製造業で働いていたところから、ゲーム会社を立ち上げ経営者としての道をスタートされた山中様(仮称)がバトンズで引き継ぎされたのは、海外の会社が開発したゲームアプリのオーナー権。サラリーマンから企業、そしてM&Aの決断に至った背景について、山中様にお話を伺いました。
自身の興味関心を優先し、ゲーム事業という新たな領域で買収を検討
大学時代、起業セミナーに参加したことが、起業に興味をもつようになった原点にあると話す山中様。ここ数年、スモールM&Aが活発化しているのを目にするようになり、その中でM&A市場について発信しているYouTube動画を見たことがきっかけで、自らも起業することを検討し始めたそうです。
「もともと、製造業で設計職をしていました。その頃は、設備設計、設備UIの作成など、設計全般に携わっていました。個人のM&Aが盛んになっているのを見て、そういった形でチャレンジする道もあるんだなということを知ったところから、自分でもやってみようと思うようになりました。」最初は半導体の卸業など、これまでのキャリアと関連した事業で探されていたという山中様でしたが、自分が経験してきたことよりも、興味が持てるかどうかで事業を探したいと思うようになり、ゲーム事業を検討するようになったそうです。
「事業を探し始めてから、ゲーム業界の市場規模、ジャンルごとのシェア率などを調べるようになりました。個人M&Aでゲーム事業を買収したという記事もいくつか拝見していて、その中に今回成約した企業の譲渡記事もありました。それが、ひとつ安心材料になったと思います」と山中様。また、売り手側の仲介として入られていたエベレディア株式会社についてもともと知っていた会社だそうで、そこに対する信頼も、M&Aを決断する後押しとなったそうです。
交渉するうえで安心材料となった、専門アドバイザーの存在
本事業と交渉する前、他のゲームアプリでも交渉に進まれていたという山中様。そのときの交渉では、どちらにも仲介アドバイザーがついておらず、売り手側企業と直接のやり取りだったそうで、「やってみて分かったことですが、企業対個人だと色んな面で不安に感じてしまいました。
個人のM&Aは良いことばかりではなく、リスクもあるということを専門家の方から聞いておりましたので。今回、仲介にエベレディアさんがいてやり取りいただけたことで、さまざまな場面で安心感をもつことができたので、ありがたかったです。」とおっしゃっておられました。
専門的な知識もち、第三者としての立ち位置で交渉される専門家の存在は、お互いの成約を進めるうえで精神的な支えにもなるのかもしれません。バトンズ以外でも複数のプラットフォームを利用して案件を探されていた山中様でしたが、そういった背景もあり、無事バトンズを通じて成約に至りました。
今後はゲーム事業を主軸として、事業拡大も構想
無事成約に至った山中様に、最後に今後の展望などについてお伺いすると「今回、アプリケーションを買収させていただいたことで、業界内部のことなどもたくさん勉強することができましたので、ゲーム事業を中心に今後も会社を伸ばしていければと思っています。まずは今回引き継がせていただいたアプリの経過を慎重にみつつ、それ次第で新たにM&Aも視野に入れていきたいと思います。順調にいけば、2年後くらいには、という構想では考えております。」とお話いただきました。
丁寧に、慎重に事業を見つつも、大胆に新たな領域へチャレンジする山中様。
山中様の今後の更なるご活躍を、バトンズ一同心より応援しております!
この案件を担当したエベレデイア株式会社の紹介ページ
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