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全国にネット販売している防災グッズの製造・販売会社のあとつぎを探しています!

2019年05月15日

【今回の売主様の事業のポイント】

■ 地震、豪雨など、災害時の防災グッズの製造・オンライン販売会社
■ 商標登録の前段階になる実用新案登録が約15
■ 希望は株式譲渡。譲渡対象は商品(商標込み)、株式、オンラインショップを兼ねたWebサイト

 

皆さんは、防災について普段どのくらい意識していますか?

近年、地震や豪雨、台風などが多発しており、日本各地に被害をもたらしています。

万が一の時の備えや防災準備をせず、「自分たちは大丈夫だろう」と楽観視していたら、いざという時になす術がなく、甚大な被害を被ることになります。

いまや毎年のように発生している予測不可能な自然災害。被災する前に防災対策を行なっておくことで、その後の被害の差は歴然です。今回は、徳島で防災用品の製造販売を営む、株式会社四国防災をご紹介します。

代表取締役の武岡義博さんは、昭和35年に家業の製材所を継がれ、同時にいくつかの会社経営を経て、1980年に現在の株式会社四国防災を創業されました。すべてオリジナル開発の防災用品は、徳島の山あいにある会社で製造されています。基本的に武岡さんお一人でAmazonや自社通販サイトを通して販売を行っていますが、繁忙期には、近くのシルバー人材センターから人材を借り、3名体制で製造から発送まで行っていることも。しかし、事業自体は場所を問わず行えるため、MA後は徳島から拠点を移すことが可能です。

元々、防災に関する特別な知識はなかったという武岡さん。湾岸戦争時に食料がなく困窮している異国の子供達の様子を見て、何かできないかとお素麺を空輸したり、平成7年に発生した阪神淡路大震災時にも数回にわたって滞在しボランティア活動を行ったりと、困っている人のための活動に尽力されてきました。そうしたボランティア活動の延長で、防災関連の事業立ち上げに至ったそうです。

阪神淡路大震災が発生した当時の新聞

初の商品化は、阪神淡路大震災をきっかけに作られた、「笛付き携帯ストラップ・Bujiカエル君」。災害時に助けを求めるのに使うこの笛は、これまでに20万個ほど売れたそうで、主に大阪市、浦安市、袋井市など、行政の防災センターや、防災活動に取り組む企業からの発注を受けてきました。

平成18年には、メイン商品となる転倒防止ボックス「家具転倒防止BOX 耐震くん」をリリース。こちらは一昨年には1000台注文があったそうで、リリース当時からコンスタントに注文のある主力商品です。

「家具転倒防止BOX耐震くん」

ボックスのなかに装備されているのは、車体を持ち上げるジャッキ。このジャッキを高くしていくと、段ボール箱の高さが調整され、棚の上部と天井の間の空間を埋めてくれます。

一見、シンプルな作りのため、たくさんの食器や本を収納した大きな棚が倒れないかと心配になりますが、この商品は住宅建設で培われたツーバイフォ住宅の形状を基に考案されたものでダンボール箱の上下の両面が天井と棚に密着しており、さらにジャッキで固定しているため、大きな揺れも吸収し転倒を防いでくれます。

大規模な地震が多かった昨年は、大阪と北海道エリアで注文が多くありました。この「耐震君」は、個人のお客様から行政、さらに病院や企業の防災課など幅広く注文を受けるそうで、今後も需要は伸びると予測されます。

次に紹介するのが、簡易雨量計「雨ダス君」。外に置いておくと雨量を測定できる商品です。最近は豪雨被害が各地で起こっており、雨量を気軽に測定できる「雨ダス君」は年500台ほど売れています。特に雨が多いとされる長野県、新潟県、富山県での注文率が高い、と武岡さん。「雨ダス君」を活用すれば、畑や庭園など屋外の仕事で雨による被害を受ける前に、事前対策を取っておけるのではないでしょうか。

簡易雨量計「雨ダス君」

四国防災の防災グッズ全体の昨年度の売上は約850万円です。普段、武岡さんは営業活動をされることはなく、注文を確認したら翌日配達できるように発送準備を行っています。需要はコンスタントにあるため、営業活動に注力できる方に引き継いでもらえるのであれば、より一層の売上を目指せることでしょう。商品の製造や販売に関するノウハウは武岡さんが教えてくださるので、専門的な知識やスキルは必要ありません。また、今後の商品パッケージの工夫や企画の面でこれまでの実績とノウハウを活かし、引き継ぎを行ってくださるということです。

継いでもらいたいのは事業に対する想い

あとつぎの方に最も大切にしていただきたいのは、社会の役に立つ企業であること、という事業への想いです。

武岡さんの家族の中後継者がおらず、いままで生み出してきた防災用品の販売事業をこのままで終わらせたくないとのお考えから、譲渡して新しい経営者に事業を存続していただくことを決断されました。

これまでは、武岡さんのアイデアを形にした商品を、ご自身一人で対応できる範囲でネット販売を行ってきましたが、現在のネット販売に加えて、今後は営業を行うことで、卸売り等で事業拡大の可能性があります。

防災用品に関する販路をお持ちの方や、ネット通販が得意な方であれば、スムーズに引き継いでいただき、事業を大きく成長させることができます。

ご興味を持たれた方は、ぜひこちらの詳細から、武岡さんとお話しされて見てください。

商品・技術・サービスの特徴や魅力は、下記の通販サイト(譲渡対象)にてご確認いただけます。

http://www.sindo7.jp

なお、担当アドバイザーさんによって制作された、株式会社四国防災の紹介動画もご確認いただけます。動画はこちらから→ https://youtu.be/186JblZ5vj0

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