錦平野を承継し、変えたこと変えなかったこと。
―変えたこと
まず、惣菜だけを売っていた錦平野の内装を変え、お店の中でもお客様が飲食できるようにした。また、惣菜の看板メニューであるだし巻玉子の大きさにも工夫をした。前のものより2倍は大きいよ(笑)
錦平野では、京都の錦市場にある店舗の他に京都の大丸店にも店舗がある。昔は冷たいだし巻き卵を販売していたが、温かいものを提供するようにした。
―変えなかったこと
変えなかったこと、味、包装紙、名前も変えていない。だって、私は錦平野に可能性を感じて譲渡を受けたのだから。ブランドを買ったのだから。
『あとつぎ起業』では変えることより変えないことが重要だと思う。
売上が約2倍になる魔法!
店舗はかっこつけてもしょうがない。場所によってことなるけど。場所によって見せ方は変わってくると思っている。お店の表現の仕方とかね。自分は商売をやってるのだから、初めての人でも入ってきて欲しいと思っている。
意外と古くからやっている人は新しいことを挑戦できていない。
少し変えるだけで色んな事業にもチャンスあると思うよ。もったいないなーてね。
京都はインバウンドの方が多くくる。50%は海外の方、日本のお客様と海外のお客様とも両方にしっかりアプローチすることが重要だと思っている。
現状の売り上げは2倍近く成長した。錦市場にある店舗と百貨店業態がある。錦市場の店舗は約5倍に成長、百貨店業態も約2倍に成長した。関西大学のアイスホッケーの総監督もやっている岡会長、スポーツも事業も勝つこと(企業の成長)は楽しい。毎日、『明日がくるのが楽しみ』でしょうがない。事業に魔法はない、やりべきことをコツコツ毎日必死にやること。
味は変えずに、量を倍以上にした人気のだし巻き玉子
自分の半径10mを大事にすること
事業承継しても前の従業員は継続しているし、少しずつ給料もあげている。パートから正社員にしている。給料と働きがいが、従業員のモチベーションをつくる。
人間の安定(サラリー)、これが信頼だ。仲間を大切にすると人手不足というのはない。
留学生も非常に大切、海外のお客様の気持ちは彼らが日本人よりわかっている。例えばプライスカードをつくときでもわかるな。中国の人はシェアして食べるが、それはダメだと書いた。自分たちだと想像もつかない。性別や国籍が異なることが、うちの強み。人を生かすということだね。
いきいきと事業への想い、従業員への想いを語る岡会長
担当者から
岡会長(76歳)とお会いして感じたこと。
『明日がくるのが楽しみだ』人生100年時代、定年後のセカンドキャリア、サードキャリアを楽しく刺激的に過ごすことができる人生。私もこんな70歳になっていたいと思う。
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