*記事の内容は2024年10月4日公開時点のものです。最新情報や詳細情報は交渉内で確認してください。
◇茨城県笠間市「紅葉(こうよう)亭」のストーリー
「紅葉亭」は店主の菊池さんが、平成10年に茨城県笠間市にオープンされた風情漂う手打ち蕎麦のお店です。もともとは岩手県奥州市ご出身の菊池さん、山が色づく紅葉がとても好きだったこと、開業が紅葉の時期であったことからお店の名前を「紅葉亭」にされたそうです。
18歳ごろに上京し、お店を開業される以前は東京八王子でバーテンダーをされていたという菊池さん。お知り合いが笠間市で飲食店をされており、そのお手伝いに来たことが笠間市にお店を構えるきっかけになりました。
当時笠間市には飲食店が少なかったこともあり、お知り合いの勧めで30歳ごろ移住を決意し、半年ほどお知り合いの飲食店を手伝われたのち、バーをオープンしました。バーを経営していく中で、自分が年を重ねていくと若い方との対話が難しくなっていくという現実に直面し葛藤することになります。そこで、自分と同じくらいの年齢のお客様が多くいらっしゃることや、ご自身でも何度か蕎麦打ちをされた経験があったことから改めて蕎麦打ちを習い、蕎麦屋という道に進む決断をされました。
「紅葉亭」で提供しているのは茨城県が生んだトップブランド、地元の専業農家から仕入れた常陸秋そばで打ちあげた石挽十割そば。殻をとってから石臼で自家製粉しています。
菊池さん:「一番嬉しいのは人との出会い、会話があることですね。美味しかったよ、また来るよと言われると嬉しくなっちゃって。頑張ってやろうと思って続けてきました。ニコニコして帰ってくださる笑顔を見ながら頑張ってきましたね。」
オープンから3年ほどは蕎麦屋ブームや、山の中の蕎麦屋などが注目されてきていたこともあり非常に好調だったそうです。しかしブームの落ち着きなどとともに徐々に客足も少なくなりました。そこで奥様と夫婦二人三脚で持ち直す努力を続けられ、今では複数のメディアから取材を受けるほどにまで成長しました。また、笠間市の蕎麦屋では唯一ペット同伴OKにしており、週に数回程度と稀ではあるものの、ペットをパートナーとして大切になさるお客様のご来店も歓迎しています。
2024年で26年間、お客様の笑顔のために蕎麦に打ち込んでこられた菊池さんですが、ご年齢を理由にお店を譲る決断をされました。地域のためにも蕎麦屋に限らず、楽しく一生懸命この場所でお店を引継いでくださる方を探していらっしゃいます。
「紅葉亭」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/54006
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
◇経営のポイント
・夜の営業を再開することで今以上の売上を見込むことができる
もともとは夜も営業していましたが、新型コロナウイルス流行後は夜の営業をしていません。現在はお客様の入り具合を見て早めにお店を閉めてしまうこともありますので、営業時間を延ばし、夜の営業ができるようであれば、今よりもさらに売上の向上が見込まれます。駐車場も広く、地酒や蕎麦会席も提供されているので様々なシーンにご利用いただくことができます。
・様々な決済手段に対応したりインターネットで集客をおこなったりすることで更なる集客が見込める
決済手段は現金だけでやっていますので、電子決済やカード利用などへ手を広げるとより気軽に来てくださるお客様が増える可能性が高いです。お店の近くには有名な笠間稲荷神社があり、地元のお客様より観光のお客様に多くご来店いただいています。
笠間市はイベントが多く、4月の「笠間つつじまつり」、ゴールデンウィークに開催される「笠間の陶炎祭」をはじめ、10月には「かさま新栗まつり」や「笠間の菊まつり」といったイベントが開催され、その時期には、非常に多くのお客様がご来店いただけます。イベント会場となる笠間つつじ公園や笠間芸術の森公園からお店まで車で5~10分という好立地ですので、ホームページ(http://koyotei.starfree.jp/)だけではなく、InstagramなどのSNSにも力を入れることで集客につながる可能性が大いにあります。現在でもホームページを見て東京などから来てくださる若い方も多くいらっしゃいます。
「紅葉亭」には駐車場が30台あり、バスツアーなどのお客様もいらっしゃいます。現状月3,000円で駐車場を借りていますが、駐車場の維持のための除草剤の散布などを手伝う必要がありますのでご認識おきください。
◇あとつぎの募集要件
・一生懸命、楽しんでお店を続けてくださる方
独立して新しく蕎麦屋をやりたいという方でも、ネクストキャリアとして蕎麦屋を考えていらっしゃる方でも大丈夫です。一生懸命仕事に向き合い、楽しくお店を続けていただける方であれば、未経験の方でも菊池さんから蕎麦打ちを教えていだだき、挑戦することができます。特に、今後の人生をのんびりと趣味を兼ねて蕎麦屋をやっていきたいという方にはぴったりです。
・業態を変えても営業可能なので新しいコンセプトを持ってお店を継続してくださる方
お店には囲炉裏のテーブル席やひのきの部屋、お座敷もあり、とても趣のある雰囲気となっていますので、古民家カフェなど蕎麦屋以外の飲食店としても利用することができるかと思います。また、2階にもお部屋のほかに調理場もありますので宿泊を兼ねた業態などをお考えいただくことも可能です。譲渡対象には石臼や蕎麦窯などの蕎麦のための厨房機器がありますので、蕎麦と宿泊を組み合わせるとこれまでのお客様にも楽しんでいただける可能性が高いです。
◇あとつぎになる魅力
・雑誌などで紹介されている有名店を引継げる
「紅葉亭」は「mina」「旅の手帖」など雑誌の取材を受ける人気店です。年間1~2回はメディアから取材依頼を受けています。蕎麦打ち教室もやっており、そちらの取材なども多く入っています。「紅葉亭」としてそのまま引継いだ場合は、そのブランドをそのまま引継ぐことができますので、一から自分で事業をスタートするよりもスムーズに営業を始めることができます。今のうちであれば、未経験の方でも菊池さんから蕎麦打ちを習うことができます。
・お店の名前や業種を変えることもできるため、選択肢が広がる
基本は飲食店に向いている設備ですが、店名や業種を変更して営業をしても大丈夫です。お店の近くには県外からも来ていただけるような観光スポットが複数あり、インターネットやSNSに力を入れることで集客することが可能な立地となっております。菊池さんは地域のためにも蕎麦屋に限らず、長く楽しんでお店を経営していってくださる方を探していらっしゃいます。
「紅葉亭」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/54006
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
◇茨城県笠間市「紅葉亭」のあとつぎとしての暮らし
笠間市は、茨城県の中央部に位置し、県庁所在地である水戸市に隣接しています。豊かな自然に恵まれ、日本三大稲荷の一つ笠間稲荷神社の門前町として発展してきました。近年は「陶芸のまち・笠間」として約300人の陶芸家や窯元がいる窯業産地で、県内でも屈指の芸術スポットが多く、茨城県陶芸美術館や笠間日動美術館などの美術施設や窯元に多くの美術ファンが訪れます。
名産品としては栗が有名で、耕作面積・収穫量ともに全国一の栗の産地です。観光に力を入れている笠間市ではレンタサイクルや観光周遊バスの運行、様々な体験・ツアーを行っています。豊かな自然や神社仏閣、美術館、資料館など魅力あふれる土地です。交通の面では、JR常磐線、JR水戸線の2本の鉄道が走り、常磐自動車道及び北関東自動車道の高速交通体系が確立されています。そのため、東京や群馬方面へもアクセスしやすいところです。
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2024年12月01日
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