※こちらのお店は成約済みになりますので、交渉はできません
「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」のストーリー
国の登録有形文化財である、旧赤城山鋼索鉄道赤城山頂駅駅舎。昭和42年(1967年)に東武鉄道が駅舎としての使用を終了し、20年近く誰にも使われることのない状態が続いていました。その後、人の手に渡り売店になりますが、すぐに撤退。そこを現在の代表である塩原さんのお父様が買い取られたのが1980年代のことです。
当時、前橋市のスズラン百貨店で働かれていた塩原さん。大学時代を京都で過ごされた関係で神社仏閣巡りを熱心にされていたこともあり、歴史的建造物を次世代へ残すことの大切さを経験されていましたので、生まれ育った赤城山の、歴史ある建物を買い取って、改めて売店としてリニューアルオープンするというお父様の事業の話を聞き、1990年にはスズラン百貨店を退職されて赤城山に戻られました。
1993年、赤城山の天然水でビールを作っていたサントリーとのコラボレーションにより「サントリービア・BBQホール」にリニューアル。生ビールとBBQを楽しめるお店になりました。山といえばうどん屋や蕎麦屋などしかないという時代に、裏をかいたバーベキューは大人気に。塩原さんとお父様は、大沼山荘グループとして、直営ボート場や赤城山ファミリースキー場、群馬県エネルギー資料館に旅館大沼山荘と、次々と事業を拡大されていきました。
2006年、これまで二人三脚で事業を拡大されてきたお父様がお亡くなりになり、塩原さんが代表へ就任。また、時代の移り変わりなどもあり、急拡大してきた様々な事業も少しずつ整理して行かなくてはならなくなりました。しかし、塩原さんは持ち前のマーケティング力を活かして様々なPR活動に動かれます。結果として2018年、「旧赤城山鋼索鉄道赤城山頂駅駅舎」は国の有形文化財として登録を受けます。
塩原さん:「各種事業の撤退で逃げながら戦う、という状態が続いてきましたが、有形文化財へ指定されたことで、ひとつ、次の世代にかけがえのないものを残したことにはなったのかな、と思っています。歴史的建造物は、一度壊されてしまったら二度と取り戻すことができませんから。」
2022年、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、バーベキューから業態を変えて「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」へリニューアル。店名の「ハイランドホール」は昔あった塩原さんお気に入りのお店で、そちらの廃業を機に看板と屋号を譲り受けられました。元々の店舗の作りとして、窓は縦開きで天井も大変高かったので、特別な感染症拡大防止への対応はほとんどなかったそうです。
ここまでお店を守ってきた塩原さんですが、より赤城山全体のプロデュースに携わられたい気持ちがあり、譲渡を考えていらっしゃいます。お店の業績としては、感染症の拡大も落ち着き絶好調。このタイミングで「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」を承継し、一大観光名所として塩原さんと一緒に赤城山を盛り上げてくださる方を募集します。
「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/27970
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
経営のポイント
・建物が有形文化財なので登録されているメリット/デメリットを理解する必要がある
国の有形文化財ですが、外観を著しく大幅に変更しなければ改修や改装も可能です。また、固定資産税の20%減免もあります。
・閑散期と繁忙期の差が激しいので小さなことを積み重ねて経営の工夫をしていくことが必要
山頂の施設になるので、季節や天気によって10倍くらい客入りが変わります。比較的お客様が少ない平日にどれだけお客様を呼べるかが重要なので、SNSを活用した集客なども積極的に取り組んでいただく必要があります。建物が有形文化財という背景もあり、SNSでの発信を継続してきたことで旅行雑誌などを中心としたメディアで多く取り上げられています。
継続してPR活動は続けていただけると集客に繋がるのではないでしょうか。また、チャンスがあれば積極的に大企業などとのコラボレーションなどを進めていただくことでビジネスチャンスにつながります。
※写真は記事に取り上げられた多くの雑誌
あとつぎの募集要件
・自然の中で暮らし、地域全体のことを考えるのが好きな方
赤城山の空気や景色を気に入って、長くお店をやっていただける方にお店をお任せしたいと思っています。今後の塩原さんの構想としては、赤城山にストーリーのあるお店や施設を増やし、ストリートとして観光客が2時間ほどで周遊できるようなプロジェクトを進めていきたいと考えていらっしゃいます。
お店だけの営業を考えるのではなく、エリア全体を考えて「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」での事業に取り組めるような方をお迎えしたいです。
・赤城山頂駅記念館の建物を次世代へ残してくれる方
古い建物なので、メンテナンスなどを含めて赤城山頂駅記念館の建物を次世代へ残してくれる方をお迎えできればと思っています。駐車場には伝承的な歴史を持つ碑もいくつかあるので、そのまま残していっていただきたいです。
「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/27970
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
あとつぎになる魅力
・自然に囲まれたロケーションを活用できる
赤城山の大自然に囲まれて生活ができます。現在はハイキングやバイクのツーリングをされる方などアウトドアや観光目的でいらっしゃる方が多いですが、設備を整えさえすればテレワーク施設などとしても営業ができます。
・立地的にプロモーションしやすい条件が揃っている
赤城山の山頂にある「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」は、赤城登山鉄道の駅だったという背景に加え、夏には雲海、秋には紅葉と観光客を惹きつけるポイントが非常に多くあります。また、赤城山は頭文字D(イニシャルディー)の舞台としても有名で、ジャパン峠プロジェクトがプロデュースした「ご当地ステッカー」は赤城山一帯でのみの取り扱いになります。
加えて、お店の中に前橋市と桐生市の市境があることも魅力で、写真を撮りに訪れる方も多くいらっしゃいます。こうした観光資産を活用することで、更に事業を拡大する新しい取り組みに繋げられる可能性があります。
群馬県前橋市「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」のあとつぎとしての暮らし
赤城山は黒檜山(くろびさん)を主峰に、駒ケ岳、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、長七郎山からなる複成火山で、日本百名山、関東百名山、上毛三山に数えられる名峰です。
1957年登山鉄道の開通が起爆剤になり多く観光客が足を運ぶ場所となりました。赤城山を象徴するスポットである大沼は、標高1350メートルに位置し、原生林に囲まれた80万平方メートルのカルデラ湖で、四季を通して豊かに移り変わります。
春から秋にかけてはボートやカヌー、湖面が結氷する冬は氷上でワカサギ釣りが楽しめ、湖底から湧き出たガスが水の中で凍るアイスバブルが観測されます。
塩原さんは山頂全体をディズニーランドのようなテーマパークととらえ、そこにある施設やお店がパビリオンのような存在になればいいと考え活動されています。
ピザやスイーツなどの店を大沼から覚満淵に続く小道につなげる「覚満淵リバーサイドストリート」を計画されているので、赤城山エリアは将来的に今より更に注目を集めていくでしょう。
移住をお考えの方は以下のガイドブックもご確認ください。
◽️前橋市移住ガイドブック
https://gunmagurashi.pref.gunma.jp/wp/wp-content/uploads/2018/11/ijuguidebook.pdf
群馬県前橋市「赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール」のバトンズDR(データルーム)
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