*記事の内容は2023年7月18日公開時点のものです。最新情報や詳細情報は交渉内で確認してください。
「里の茶屋」のストーリー
1991年10月に東京から脱サラ移住した渡邉さんが開店した「里の茶屋」は、手打ち蕎麦・うどんと陶芸品が楽しめるお店。移住する前、渡邉さんは東京の機械メーカーにて20年間勤務。40歳を迎えるタイミングでご自身の仕事の将来性に疑問を感じ、今チャレンジしなければタイミングを逃してしまうと考え、ご退職。妹夫婦が蕎麦屋だったこともあり、都内で蕎麦道場に通って、いつか開業することを考えて腕を磨きました。
「里の茶屋」がある群馬県東吾妻町は、渡邉さんが趣味としてゴルフや狩猟を楽しまれていた土地。何度も足を運ぶ中で、豊かな自然に囲まれた中で蕎麦屋を始めたいと移住を決められました。実際に引っ越してきた時には、開店する場所も開店までの仕事も決めていなかったため、しばらく料理屋さんの厨房に勤められます。
その中で、厨房で一緒に働いていた同僚の中に陶芸を趣味にしていた方がおり、その方に勧められたこともあり、自作の器で蕎麦を提供したいと考えるようになりました。それからは、仕事が終わると同僚の家に通い、陶芸を教えてもらいつつ、時には焼き上がった器で酒を楽しむという毎日を過ごされました。こうして少しずつ開店に向けての準備が進んでいきます。
そのうちに、狩猟で知り合った方から蕎麦屋を開店できる土地を紹介してもらって「里の茶屋」をオープン。移住してから3年目に夢を実現されました。開店時から「里の茶屋」は渡邉さんが焼いた器で蕎麦を提供されています。
渡邉さん:「最初は器を作るのもうまくなかったので、厚みがある重い器でお客様にお蕎麦を召し上がっていただいていました。次第に腕も上達し、薄くて軽い器でお出しできるようになったのですが、昔からの常連さんは、昔の重い器で食べたかったなぁなんておっしゃいます。長く通ってくださる方も多くいらっしゃるので、ありがたいことです。」
「里の茶屋」の経営に尽力されるのももちろんですが、東吾妻町での暮らしそのものも大変楽しまれているとのこと。春、可憐な花をつける高山植物や山野草を愛で、夏は家庭菜園の新鮮な野菜を楽しむことに加え、夏休みには近隣に住む小学生に陶芸教室を開催。秋は吾妻峡の見事な紅葉を楽しみ、冬は温泉巡りを楽しむことができます。移住をきっかけに心身ともに豊かな生活を手に入れて、自然の中でかけがえのない時間を過ごされています。
2023年現在で32年間の営業を続けてこられた「里の茶屋」ですが、経営されるご夫婦の高齢化により、これから飲食店にチャレンジしたい方へお店を譲られる決断をされました。蕎麦屋を経営するための設備は整っていますが、カフェなどの別業態でも問題ないとお考えとのこと。
高崎から足を伸ばしてお越しになる常連客もいるので、「里の茶屋」は町の活気を維持する役割も担っています。移住などで若い方がいらっしゃって頑張ってやってくださることで、東吾妻町が活性化することを渡邉さんは第一にお考えになっています。
「里の茶屋」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/28682
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
経営のポイント
・引継ぎ後のお店については自由に決めて経営できる
蕎麦屋としての経営に最適な厨房にはなっていますが、カフェやその他の飲食店として店舗を使用しても問題ありません。譲渡対象は、店舗と直通の離れ(1階がガス窯付きの陶芸工房で2階が住居)になりますので、それを活かした業態であればそのまま活用できます。現在は木曜日と第二・第四水曜日が定休日ですが、変更しても問題ありません。
・立地を活かした集客に力を入れることで売上を上げられる可能性が高い
県道58号線上でも「里の茶屋」が位置する通りはあまり飲食店が多くありません。大柏木川原湯トンネルの開通により人流が多少変わりましたが、八ッ場ダム周辺への観光に向けてトンネルを使うと峠を越える必要があるので、バイクでお越しになる方は迂回して店の前を通られる方が多いです。
ツーリングなどを楽しまれる方は同じ趣味のコミュニティに属されることが多いので、うまく口コミにつながるようなメニューやキャンペーンなどを用意することで、リピーターや紹介による新規顧客を増やせる余地があります。Instagram・Facebook・Webサイトはそのまま引継ぎますので、集客に活用できます。
あとつぎの募集要件
・人とのお付き合いを丁寧にされる方
お客様は、長年利用してくださる地域の方と観光客が半々です。お店は地域の方々に支えられながら、持ちつ持たれつで経営されていく形になるかと思いますので、今後のお店を盛り立てていくためにも、人付き合いを丁寧にされていかれることをおすすめします。
・蕎麦屋として継がれる場合は蕎麦打ちの経験がある方
渡邉さんがイチから蕎麦打ちを教えていくのは体力的に難しいので、もし蕎麦屋として継がれるようでしたら、自分でノウハウを持っていて開業したい方に引き継ぎたいとお考えです。
希望があれば、現在提供しているメニューやレシピ、取引先は引継ぎ可能ですが、ご自身で既にこだわりを持たれている場合には味を引継ぐ必要はありません。現在の「里の茶屋」では、きのこセイロ・カモセイロ・けんちんが人気です。
・投資目的で買収を考えている方には引継ぎをおすすめしません
手をかけずに大きな利益を生んでいけるお店ではありません。自然に囲まれた環境で、仕事だけに留まらず自分達の生活を豊かにしたいと望んでいる方は後継ぎに向いていると思います。お店・地域を気に入って愛を持って育てていきたいと思っていただける方であれば大歓迎です。
あとつぎになる魅力
・移住の場合でも住宅を探す必要がない
店舗とともに2階が住宅になっている離れを引継ぐので、別途住宅を借りる必要はありません。譲渡対象の不動産は土地250坪、建物は店舗と2階建ての離れの2棟で、どちらも10年ほど前に増築リフォームしています。
・良質な湧き水が利用出来る事
車で5分くらいの距離に湧き水が出る場所がありますので、汲んで料理にも使えます。水道も湧き水を東吾妻町が浄水として管理しているものなので、とても冷たくて蕎麦が締まります。水が美味しいので飲食業には向いている立地柄です。
「里の茶屋」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
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群馬県吾妻郡東吾妻町「里の茶屋」のあとつぎとしての暮らし
東吾妻町(ひがしあがつままち)は群馬県西部に位置し、真田幸村も幼少期を過ごしたとされる岩櫃城跡を残す岩櫃山(いわびつやま)がシンボルになっています。「里の茶屋」から車で3~40分圏内に、群馬の三名湯である草津・四万・伊香保温泉があり、その他にも良質な温泉が点在しています。
2014年には日帰り温泉を併設した「道の駅吾妻峡」もオープン。町の西部には風光明美な渓谷である吾妻峡があり、東部には榛名湖がありますので、多くの観光客で賑わいます。
東吾妻町に住むことで、アウトドアを好まれる方は幅広い趣味に打ち込むことができます。一例ですが、家庭菜園、渓流釣り、養蜂、バードウォッチング、四万湖でのカヌーやSUPなどを楽しむことができる環境です。
生活圏に温泉があるので、ご自宅のお風呂を使わずに毎日温泉に入られる方もいらっしゃいます。デマンドバスがありますが、飲食店を営む場合の仕入れや日常生活において車は必要かと思います。
群馬県吾妻郡東吾妻町「里の茶屋」のバトンズDR(データルーム)
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