M&A
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2020/06/13

M&A初心者の補佐スタッフ長野の日記〜揺れる心〜

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揺れる心
バトンズには毎日新規売り案件が上がってきていますが、自分が長年苦労して苦労して、子供のように育ててきた会社を自ら喜んで「売りたい」という経営者はいないのでしょうね。話が現実的になってくるとやっぱりもう少し考えたい、もう少し後にしたい、こっちは手放すけどこっちは手放したくないなどと言った、「心の揺らぎ」に何度も直面します。 アドバイザーとしては、少し困ってしまう場面ですが、これだけはどうしようもない。。。 また、企業ならまだ良い方ですが、M&Aというものに対する個人の認識も実際、まだまだなのですね。「想定内」として気持ちに共感しながら気持ちに整理がつくのを待ち、なおかつ「機を逃さず」適切にアドバイスをするように努めますが、 打ち合わせの帰り車窓を見ながらため息をついた私をみて、「これがM&Aなのだろうね」とボスがつぶやきました。 一喜一憂、3歩進んで2歩下がる、骨折り損のくたびれ儲け、取らぬ狸の・・・・(>_<) うっかり心の中の言葉がダダ漏れてしまった私でしたが 全部言い終わらないうちにボスが「これも勉強、あれも勉強、すべて勉強」と遮り、 「失敗は成功のもと」「犬も歩けば棒に当たる」「転んでもただでは起きぬ」と返してきました。 ボスもめげそうになる時があるそうです。 会計や税務で地味に仕事をしていた方がよっぽど楽だと思うこともあるそうです。 それでもうちは成功報酬一本にこだわり、これからもめげずにやって行きます。 ネバーギブアップ。踏ん張れ!頑張ろう日本!
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