M&A
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2020/05/19

M&A初心者の補佐スタッフ長野の日記

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距離を超えて
もう5月も半ばですが、10年で60万者の事業承継を促す政策がまだ具体的に上がってきませんね。コロナの騒ぎで論議が後回しになってしまっているのでしょうか。

コロナの緊急対策としての経営資源引き継ぎの為の補助金(支援専門家に支払う報酬額3分の1でよくなる)が発表されたときには、当てはまる方も多いと思われるため少し期待を掛けましたが、募集は全国で900件を予定していると聞いてガクッと来ました。 アフターコロナのM&A業界について大山さんをはじめ議論が盛り上がっていますが、個人的には、今回のコロナの影響でビデオ会議や共有アプリなどを利用しテレワークをした経験は非常に貴重な経験となりました。オンライン飲み会にも参加してみましたがとても面白かったです。対面でないとダメだと思っていた部分がありますが経験してみると今までの常識が変りました。 これまでの10年を考えて見ると、いちばん身の回りで大きく変った変化は、やはり携帯電話のPC化、スマホの登場、通信業界の飛躍的進化だと思います。通信業界のプロがこれから先の10年について先日テレビで語っていましたが、「全く想像がつかない」と言われていました。5Gが普及したら、全くリアルタイムに近い通信が可能になるのだそうです。
 今起こっている、通信のラグやハウリング、画像の乱れや聞き取りにくさはコロナ騒ぎのおかげでユーザーが格段に増えた事から、おそらくすぐに改善されてくると思いますし、さらに使いやすく進化し、有料の会議ツールももう少し価格帯が下がるでしょう。 M&Aの売り案件は地方は都市部に比べたらまだ少ないです。一方では支援専門家がまだ少なく、足りていないと言う現状があります。60万者の事業承継を10年で達成する為には、地域の枠をダイナミックに超え、ITやツールを駆使していく必要があるのではないでしょうか。 ネットで顧客とコミュニケーションすることが当たり前になる時代はすぐそこだと考えます。 私達はこのようなツールを積極的に活用し、全国の顧客と繋がって行きたいと考えています。そのためにクラウド会計も取り入れて、顧客に指導できるように必死で勉強しています。

 バトンズに登録し、認定アドバイザーとなったことの最大の利点は、全国のM&Aを支援してほしい会社とネット上で出会うことができるようになった事だと思います。アドバイザーとしてもチャンスが広がりました。そう言うわけで、バトンズのサイトを毎日チェックし、アドバイザー募集の案件には距離があっても臆さず、積極的に手をあげるようにしています。 不慣れな点はありますが、顧客の皆さまと一緒にITやツールを積極的に活用したコミュニケーションをどんどん経験し、慣れていきながら10年後には遠隔でのM&A支援実績なら中村会計だと言われるように、頑張っていきたいと思います。


質の高いビデオ会議接続のコツ
以下、バトンズ代表大山さんのFacebookよりシェアです。 1)無線LANやWifiではなく有線でつなぐこと。音が切れたり跳んだりする原因の9割はこれで防げる。 2)マイクは外付けの指向性マイクを使うこと。   スピーカの音を内蔵マイクが拾うとハウリングが起こって音声にエコーがかかる現象がおこる。   指向性の外付けマイクなら大体大丈夫。 3)カメラはNotebookのインサイトカメラは避け、外付けで720P以上のものを使うこと。   大部分のPC内蔵カメラは解像度が低く、画角も狭く、暗いのでただのおまけと思った方がいい。   Zoom飲み会などなら問題はないが、ウェビナーは大抵あとで編集して公開するので、画像が荒いと厳しい。 4)特にインサイトカメラは暗いものが多く、照明を足した方が見やすい場合が多い。 弊社でも早速参考にさせて頂きます。
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