譲渡
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2023/06/28

【シリーズ】前略、後継ぎをお探しのオーナー社長さまへ  Vol.4_想いをつなぐ「マイクロ事業承継」

記載者情報
地域経済を支える「小規模事業者」
わが国では、全企業数の99.7%を「中小企業」が占めています。 そのうちの約9割が〈常時使用する従業員の数が20人(商業又はサービス業は5人)以下の商工業者〉に該当する「小規模事業者」です。 地域経済における〈小規模事業者の売上高や付加価値額が占める割合〉は、次のとおりです。 東京特別区+政令指定都市 < 県庁所在市及び30万人以上都市 < 地方都市 < 郡部の町村 すなわち、都市から離れた地方へいくほど〈小規模事業者の地域経済に対する貢献度が高い〉と言えます。 わが国の経済は、多くの地域経済から成り立っているため、小規模事業者の事業承継が円滑に進まなければ、わが国経済全体の成長力に負の影響を及ぼします。
小規模事業者の「経営課題」
経営者の高齢化が進むなか、特に小規模事業者では、「後継者不在」という〈経営課題〉が浮き彫りになってきています。 「事業承継」は、〈後継者によって、次の3つに分類〉されます。 ・親族内承継 ・企業内承継(自社の役員・従業員) ・第三者承継(上記以外の、M&Aや事業譲渡等による相手方) 小規模事業者においても、親族や企業内で後継者がいない場合には、〈第三者承継〉という選択肢があります。 しかしながら、実際には、まだまだ活用が進んでおらず、〈廃業〉を選ぶ経営者や事業主が増えている状況です。
第三者承継に対する「潜在的ニーズ」
BATOZなどのオンラインプラットフォーマーの成長に伴って、小規模事業者にも〈M&A(会社譲渡)や事業譲渡による第三者承継〉が身近なものとなりました。 その一方で、まだまだ十分に活用されている状況ではありません。 これについては、以下の理由が考えられます。 ・譲り手(譲渡者)の〈知識不足〉。 ⇒M&Aや事業譲渡についての理解が不十分で馴染まない ・引継ぎ手(譲受者)の〈力量不足〉。 ⇒事業経験がない場合も多く、引継ぎに時間を要す ・譲り手(譲渡者)が〈タイミングを遺失〉。 ⇒健康上の理由などにより〈引継ぎ手(譲受者)を探す時間がないまま廃業〉を選択せざるを得ない 小規模事業者の第三者承継に対する「潜在的なニーズ」に応えていくためには、以下のサービスを〈ワンストップでサポートできる仕組み〉が必要です。 ・将来の〈企業内承継〉 ⇒後継者候補者の紹介 ・〈居抜き〉での引継ぎ ⇒店舗を売却又は賃貸借する相手方探し ・〈モノ〉の引継ぎ ⇒設備・機械、備品等を売却又は賃貸借する相手方探し ・〈廃業後〉の引継ぎ ⇒廃業後の店舗、設備・機械、備品の売却又は賃貸借する相手方探し ・〈無形資産〉の伝承 ⇒味(レシピ)、技術、ノウハウなどの売却する相手方探し 弊社では、これらの支援サービスについては、一般的な「中小M&A」と区別して、「マイクロ事業承継」と呼んでいます。
お問合せ・ご相談先
弊社では、〈小規模事業者の第三者承継がより身近なもの〉となるように、〈マイクロ事業承継〉のサポートも行っています。 スカイ・スクラッパーズ株式会社 https://sky-s.com/ バトンズM&A相談所 大阪本町センター店 https://batonz.jp/adviser/our_ma_counseling_offices ●担当:田村
【シリーズ】前略、後継ぎをお探しのオーナー社長さまへ  の《バックナンバー》
・Vol.1_『概要書』で企業価値をUP!  https://batonz.jp/learn/expert_articles/2782 ・Vol.2_未来志向の『概要書』を伝授!  https://batonz.jp/learn/expert_articles/2786 ・Vol.3_「知的資産経営」と事業承継  https://batonz.jp/learn/expert_articles/2882
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