公開日 | 2021/01/04 |
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記載者 | ひょうご税理士法人 |
M&A
平成31年1月 M&Aの事例
某フィルム厚み検査装置会社様の事例
●平成27年に帝国データバンク 大阪支社様主催のセミナーにおいて、事業承継の研修をしました。
研修後、参加者の方と名刺交換をしました。
その後、その参加者様のご両親が会社の事業承継の事で悩んでいるとの事で定期的にセカンドオピニオンという形で相談に来られました。
●相談内容は、ご両親には3人の娘がおられ、そのうち次女の夫が開発部長をされているが、後継者として本当にふさわしいかどうかで悩んでいるとのこと。
私自身は、できる限り中小企業は親族内承継がまず優先されるべきであり、できる限りご両親のご意向にそえる形で相談に乗っていました。
何回か後継者候補の方とお会いし、一緒にお食事もさせていただきましたが、最終的にご両親はご決断をされました。
●この2~3年、いろいろと悩んだあげく、親族承継は断念したとのこと。
「先生にM&Aの方向で進めてもらえませんか。どこかM&A会社を紹介してほしい。」とのことでした。
私としては、親族内承継を優先していましたが、最終的に会社を実質的に経営されている方が決断されたのですから、M&Aもやむをえないと思い、
日本M&Aセンターを紹介しました。
●1年かかりましたが、ようやく買い手が決まりました。
時間がかかりましたが、最終的に買い手は上場会社であり、買取金額も希望価額に見合っていたので、結果的にハッピーリタイアメントとなりました。