EC事業を引き継いだ女性起業家。130を超えるオファーの中から選ばれた背景とは
2021年11月26日
2021年11月26日
鹿児島県でIT事業を営む株式会社CoCoDigiが、自社ブランドの化粧品販売を行うリーベジャパン合同会社を譲り受けされました。今回、株式会社CoCoDigiを経営する女性起業家の富田様に、EC事業を運営するリーベジャパン合同会社を引き継ぎされた背景についてお伺いしました。
譲渡企業 | |
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社名 | リーベジャパン合同会社 |
業種 | EC事業 |
拠点 | 大阪府 |
譲渡理由 | 選択と集中 |
譲受企業 | |
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社名 | 株式会社CoCoDigi |
業種 | IT |
拠点 | 鹿児島県 |
譲受理由 | 新規事業への参入 |
株式会社CoCoDigiは、ホームページ制作やアプリ開発、SNS運用など、ICTコンサルティングを中心に幅広く事業展開をしている会社です。
もともと個人事業主として活動されていた富田様がCoCoDigiを設立されたのは、今からおよそ3年前。事業を通じて多くのお客様と関わる中で、ネットショップの開設依頼をお願いされることが増えていったそうです。
コンサルティング経験はあるものの、自身でEC販売の経験がないことをネックに感じた富田様は、お客様とのよりよい信頼関係を築けるよう、EC販売の実績を積むことを目的として、ECサイトのM&Aを検討するようになりました。
バトンズは、ご自身で検索をして辿り着いたとおっしゃっていた富田様。様々なM&Aプラットフォームがある中でバトンズを利用した理由についてお伺いしたところ、他の同業サイトと比べて、サイトが見やすく扱いやすそうだったとお話いただきました。
今回、リーベジャパン合同会社と成約に至った富田様ですが、実はリーベジャパン合同会社と出会う前に、買収を真剣に検討した会社が1社あったそうです。しかし、交渉を始めようと思った次の日には成約がされてしまっており、ネットM&Aのスピード感を痛感したとのこと。その後、自身もスピード感をもって交渉を進めることを心掛けて、新たに事業を探し始めました。
リーベジャパン合同会社は化粧品を取り扱うECサイトを運用しており、自身やスタッフがターゲット層に含まれている事業であることから交渉を進める決断に至ったと富田様。成約の裏側では、130以上の個人、法人からアプローチがあり、その中から選ばれたのが株式会社CoCoDigiでした。
交渉を進める中で気を使われたことや意識したことについてお伺いしたところ、「相手のオーナー様とお話していると、突然交渉を中断されてしまったり、ちょっとした興味本位で交渉をしたりする方など様々で、困っている様子を見受けられました。そのため、誠意をもって、本気で引き継ぐ意思をもっていることをお伝えしました。」と富田様。
また、オーナー様のご先祖さまが鹿児島出身らしく、所在地がご先祖さまの地域に移ることもオーナー様にとってはプラスに働いたとのこと。130以上の買い手様の中から選ばれた理由には、一度断念した富田様の経験、オーナー様のご先祖さまが鹿児島出身だったことなど、様々な理由が重なって生まれたという背景がありました。
今回引き継がれた事業は、もともと前オーナー様が1人で運用していたEC事業。引継ぎ後も、前オーナー様にサポートをいただけることもあるそうで、わからない部分について連絡したらすぐに連絡いただけることは助かっているとのことでした。
今後は少しずつ作業を内製化していきながら、より富田様の目指すカタチにリニューアルしていきたいとおっしゃっていました。
最後に、今後のお話についてお伺いしたところ、「まだ具体的には定まっていませんが、今後は男性向け専用の製品を取り扱ったり、50~60代向けや海外向けに展開していくなど、ニッチな層にもアプローチしていけるように進めていければと思っています。」とお話いただきました。
株式会社CoCoDigiの今後の発展をバトンズ一同、応援しております!
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