福岡県で地域密着の介護サービス。同エリアの承継で新たなスタート

2021年11月25日

福岡県を拠点に介護サービスを経営する株式会社リーベ介護サービスが、同じく福岡県でデイサービス事業を営む株式会社まほろばを譲り受けされました。福岡県の同エリアでのご成約となった今回の会社譲渡について、株式会社リーベ介護サービスの有川様にM&Aに至った背景などを伺いました。

地域密着の事業経営。スピード成約で地元事業を譲受

株式会社リーベ介護サービスは、福岡県鞍手郡鞍手町と北九州市八幡西区に施設をもち、ショートステイ、デイサービス、老人ホームの運営を行っています。

今回譲り受けされた株式会社まほろばは、福岡県北九州市で事業を行う地域密着型の会社。会社譲渡をする際に、最も重視する点は「思いを継いでくれる後継者であること」とのことでした。

株式会社まほろばの社長様とトップ面談をした際の印象を有川様にお伺いしたところ、「非常に人格者で、なんの問題もなくスムーズに成約まで進められた」とのこと。トップ面談から、およそ2~3週間ほどで成約という、非常にスピード感のある成約となりました。

M&Aを検討されるようになったきっかけは、近しいエリアでのエリア拡大が主軸であったと有川様。株式会社まほろばは、福岡県の北九州エリアという、求めていた通り近しい場所で同事業を行っており、目の届く範囲であったことが成約を進めるうえで大きな決め手となったそうです。

また、もともと今年の9月末に廃業を予定していたという売り手様が有川様と出合われたのは、今年の8月半ばごろ。ご自身でインターネット検索をしてバトンズを知った有川様とは、廃業寸前のまさに奇跡的なタイミングでの出会いでした。

そんな有川様に、事業を経営するうえで大切にしていることをお伺いしたところ、「個人の尊厳を大切にすること」であると力強い言葉をいただきました。

今回スピード成約が実現した背景には、このような有川様の事業や人に対する考えと、売り手の社長様の「思いを継いでくれる人に任せたい」という想いが一致したからこそ成立したのかもしれませんね。

その後の従業員の方々との関係構築や事業の引継ぎに関しても、何の問題もなく進めることができているとのこと。地元の事業承継ということもあり、従業員にとっては安心感のあるM&Aとなりました。

最後に今後の事業戦略についてお伺いしたところ、とくに事業拡大などのビジョンはなく、これまでの事業経営をしっかりと続けていくとのことでした。地域密着で、目の前の人を大切にし続けてきたからこそ、今の形があり、今回のM&Aが実現したのだと感じました。

株式会社リーベ介護サービスの今後の発展を、バトンズ一同応援しております！

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