TOPM&A記事・コラム成功事例岐阜土木建設業がスモールM&Aで木工製品の製造販売業へ他業種展開

土木建設業がスモールM&Aで木工製品の製造販売業へ他業種展開

2021.06.14

富山県で一般土木建設業を営む大野様(仮称)は、2021年6月に岐阜県で木工製品の製造販売を行う企業の買収に成功されました。後継者不在企業の引き継ぎを元々考えられていた大野様へ、今回のM&Aについてお話を伺いました。

注文は電話とFAXのみ?インターネットに商機を見出す

富山県で土木工事、とび・土工工事、石工事を営む大野様。後継者不在の企業を引き継ぐ形でのM&Aを検討しており、何年も前から地元の金融機関や商工会議所から情報収集は続けられていたそうです。富山県から高速などでアクセスできるところであれば場所にこだわりもなく、業種などにもそこまで強いこだわりはなかったとのこと。規模としては、1~2人で引き継いで運営していけるようなものを探されていたそうです。そんな折、バトンズのサービスを知って活用してみることに。想いを継いでくれる後継を探す、岐阜県の木工製品の製造販売を行う企業に出会いました。

事業内容と取扱商材は大変ニッチなもので、建設工事に使用する油圧ハンマの木製のクッション材の製造と販売を営む企業でした。注文ごとにサイズが異なるので、一つひとつ板の状態の木材から、加工と発送処理までを行います。注文は主に電話やFAXで受けており、インターネットでの販売は一切行っていませんでした。そのため、買収を検討したときにインターネットで商品を調べても全く見つけることができなかったとのこと。大野様は、その不便な状態にこそ商機を見出されました。

「これ、私のように絶対この商品を探している人がいると思うんですよ。きっとどこで買えるのかわからないと思って困っている人がたくさんいる。今は工事関係者などがインターネットで検索してこういったものを購入するのが一般的なんですよね。ECサイトを立ち上げたり、インターネット販売をうまく活用したらこの事業はもっと伸びると思う。

TOP面談では売り手の社長のストイックさを尊敬

StockSnapによるPixabayからの画像

2020年3月、大野様がバトンズでメッセージを送ると、担当アドバイザーである株式会社ナゴヤM&A・エフピーセンターの富永伸郎様から1時間とかからず返信が届きました。そこから約2週間程度で現地見学の約束を取り付け、当日は作業現場を見て完成製品と作業を見学し、注文から納品までの流れについて現物を確認しながら説明を受けました。質疑応答でも色々な点を確認することができ、富永様からは自分では気付けない

部分や、進め方の部分で適切なサポートがあってテキパキと交渉を進めてくださったそうです。

また、売り手の社長の第一印象としては、仕事に対してとてもストイックに向き合われている印象を受けたとのこと。これまでこの仕事でご家族を養われてきている気概と厳しさを感じ、尊敬の念を抱かれたそうです。やはり、これまで事業を成長させてきた社長への敬意は、会社の引き継ぎをうまく進めていく上で一番大切なポイントかもしれませんね。

譲渡スキームは事業譲渡。株式譲渡と違って会社自体を売却するのではなく、会社の一部を譲渡する形になります。契約によって、引き継ぐ資産を全てリストアップしていく形になるので、リスクも限定的で比較的小規模な事業を引き継ぐ場合に選択される手法です。

 

※参考※

小さな事業を売る「事業譲渡」という方法

スモールM&Aで新規事業を始めるトレンド

今回は、タイミングよく他業種への事業展開につながるM&Aができたと大野様。本業の事業規模もそこまで大きくない中で、他業種を買収して経営のリスクを分散しつつ新しいビジネスを進めていくことができるとおっしゃいます。今後は後継者不在企業を引き継いで、ITやトレンドを意識した経営手法で運営していき事業を拡大させていくようなM&Aがさらに増えていきそうですね。

大野様の今後の事業拡大を、バトンズ一同応援しております!

 

この案件を担当したM&Aアドバイザー株式会社ナゴヤM&A・エフピーセンターの紹介ページ

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