今回ご紹介するのは、2020年11月にアクセサリー販売事業を売却された浅田様(仮称)の事例です。コロナによる事業への影響を早期に解決すべくバトンズに掲載。なんと1ヶ月以内にご成約されました。非常に短期間で完了したM&Aでしたが、それでも多数の買い手からオファーがあり、その中から納得できるお相手を無事見つけることができたとお話しされます。
バトンズから来たオファーは約30件!中には大手法人もいたが選んだのは・・・
浅田様が今回売却されたのはアクセサリー販売サイト。6年前から自社ECサイトを運営しつつ、大手プラットフォームに商品登録し販売されていました。スタッフ1名がデザインから制作、販売までを行っています。
毎月売上が出ていましたが、コロナ以降は低迷していました。浅田様が他にも複数展開している別事業への影響が出る前にと、早期に事業整理することを決めました。
「現在フィリピンに住んでいるんですが、3月から今までロックダウンが続いている状況です。日本に帰る予定が正直ないので、今抱えている事業を整理したいと思っていました。
いくつかM&Aのマッチングサイトを見ましたが、バトンズは信頼できそうなプラットフォームだなと思いました。掲載後は30社くらいからお問い合わせがあり、皆さんに概要説明を行っていました。そこから複数名の方に絞り、チャットでさらに具体的なやりとりをしていましたが、そのなかでも一番早く買収の意向を示してくださったのが今回の買い手さんだったんです」。
約30社のなかには通販の大手企業もいたそうですが、浅田様が今回譲渡を決められたのは業界未経験の買い手様でした。
「こちらも譲渡させていただくからには、この事業を新たに成長していきたいという強い想いを持った方に譲りたいと考えていました。また、メリットを感じてもらえるお取引になればというのも軸でした。
異業種の買い手様でしたが、ビデオ通話でお顔を拝見して詳しいお話をさせていただいたところ、買い手様の奥様がアクセサリーの制作・販売をされているというのを聞き、この買い手様だったら上手く引継いで事業を成長させて下さるだろう、とイメージが湧いたのが決め手です。
加えて、本来だったら同業の方にお譲りするのが当たり前かもしれませんが、できるだけ早期にM&Aを完了したく、今回の買い手様は一番に申し出てくださったというのもあります。買い手様とはスムーズにお話が進んだため、その他複数の買い手様と予定していた面談はすべてお断りすることになりました」。
今後は子育てに集中しつつ、海外を拠点にビジネス開拓していきたい
今回はM&Aアドバイザーなしで進められたそうですが、買い手様との交渉は浅田様ご自身で進行され、契約書等の文書作成もご自身で行われたとのことです。
「お譲りしたのは、自社サイト、複数あるプラットフォームの有料アカウント、アクセサリーに使用する天然石等の在庫の仕入れ先、デザイン企画・制作・販売を行うスタッフ1名。加えて、アクセサリーにメッセージを彫刻するマシーン等です。
これまで、M&
今後については、コロナでまだこの先どうなるか分からない状況のため、複数ある他事業も徐々に整理し、新たな事業展開を予定されているとお話しされます。
「実はこれからアメリカに行くことも検討しています。今は家族との時間を確保するためにも、事業を一旦全て整理して、3人いる子ども達の子育てに注力したいと考えています。
未だ世界的にコロナの影響が続いており、
わずか1ヶ月以内というスピーディーなご成約は、バトンズでも最短に近い記録となりました。新ステージに向けて、浅田様の更なるご活躍とご発展をバトンズ一同お祈りしております!
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