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コロナ禍を乗り越えるため脱毛サロンを買収。いまM&Aを行った理由とは

2020.08.18

2020年6月に脱毛サロンを買収した元経営コンサルタントの菊池様(仮称)。新型コロナウイルスの影響で不景気が拡大しようとするなか、生き残るためにM&Aで事業の多角化に取り組んでいます。コロナ禍だからこそ買収しやすい条件が揃っていたと語る菊池様に、M&Aで成功するためのポイントをお聞きしました。

 

コロナリスクを分散するため複数のビジネスの柱が必要だった

 

M&Aに興味を持ったきっかけを教えて下さい。

事業ドメインを絞って注力するのは、うまくいっている時は成長のスピードが早いのでいいのですが、コロナのような危機が来たときには一気に経営が厳しくなり反動が大きい。今後は分散して事業をやっていかなければという危機感が生まれたのがきっかけです。

 

コロナ禍を乗り切るためM&Aによる新規事業の検討を始めたのですね。 

はい。もともと財務系の経営コンサルティング会社に勤務していて、独立後もコンサルタント事業を行っていました。しかし、次第に自分でも経営をやってみたいと思うようになり、高齢者向けの訪問マッサージ事業と店舗向けの内装工事事業を始めました。

 

しかし、高齢者向け事業はメインのお客様が75歳以上で新型コロナウイルスの影響を受けやすく、集客に影響が出てくるようになったんです。この事業が倒れてしまってはリスクが大きいと考え、コロナの危機を乗り越えるために買収し事業の柱を複数持つという選択に至りました。

 

 

交渉はご自身で行われたのですか?

そうですね。もともと中小企業診断士として経営コンサルティングを行っていましたので、財務や経営についてのノウハウがありました。それに、大規模なものではなく小規模なM&Aなので自身で交渉を行うことにしました。

 

コロナ禍は、来年以降に大きく飛躍するための投資期間

 

なぜこのタイミングで脱毛サロンを買収することを決めたのでしょうか?

何故脱毛サロンかというと、サービスの利益率が高かったからです。粗利が低かったら、引き継いでもコロナの影響が大きく耐えられなかったと思います。その点、脱毛サロンは単価が高く、ニーズも高いため、稼働率がある程度下がったとしてもコロナの影響が落ち着くまで何とか耐えられるのではないかと仮説を立てました。一年間は力を蓄えて、来年以降に利益を出せればいいかなと思って買収を決めました。

また、M&Aをするにあたってはビジネスパートナーがいることが必須条件でしたので、共同経営していただく方は今後一緒にやっていけるのか人間性を最も重視していました。幸運にも前オーナーは信頼できる優秀な方で、引き続き残っていただけるということだったので事業譲渡という形でM&Aをしたものの、共同経営者として現場運営は引き続き前オーナーにお任せしています。運営面などの細かい部分はまずはやってみながら一緒に解決していけばいいと思っています。

 

次になぜこのタイミングだったのかですが、コロナ禍で国の支援や融資制度が充実していて低利で借りることができるなど、融資の環境面でプラスだったのと、良い立地が見つかったからです。もともとマンションの一室で行われていた事業なのですが、事業譲渡の際に駅前の非常に立地の良い商業ビルの店舗を借りることができたので引継ぎ後に移転しました。コロナで皆さんが尻込みされている中、逆にM&Aできる条件が揃っていたのが大きかったですね。

 

バトンズにご登録されたきっかけは?どのくらいの期間でご成約されたのですか?

もともと他サイトに登録していて案件を探していたのですが、手数料が安いのがいいなと思いバトンズにも登録してみたら、タイミングよく自分の買収ニーズに合致した当該案件を見つけることができました。今年の4月初旬にマッチングを申し込み、4月下旬にトップ面談させていただいた時にはぜひ引継ぎたいですと前オーナーに意思表示をしました。その後すぐに契約させていただき新しい移転先を探し始め、名義変更などを行ってから6月1日に経営を再開。その後、物件も無事に見つかり7月3日に移転先の商業ビルにて再オープンしました。

案件を見つけたら簡単に質問できる他サイトと異なり、バトンズは入力内容が多いので最初は大変な面もありますが、その分、売り手と買い手のマッチング精度を高めようという思想があるのだなと感じました。

 

約3ヶ月のスピーディーな成約だったのですね!

そうですね。前オーナーもコロナで不安があり、すぐにM&Aを進めたいという意向を聞いていたためスピードを優先して進めていました。

 

M&A後はじめての月は来客数過去最高!早速効果を実感

 

引継ぎ後の変化はありましたか?

ホットペッパーやチラシで集客し、駅前の商業ビルに入居してからは看板を新調しました。引き継ぎ後初めての月である7月は過去最高の来客数でしたね。やはりマンションの一室だと集客に苦労されていたようで、立地を変えて新たに集客を始めたことで効果が出たのは嬉しかったです。

 

最後に、今後の展望について教えて下さい。

来年以降も新規事業を考えていますし、その時はM&Aを活用していきたいと考えています。ビジネスパートナー次第なので、一緒にパートナーとしてやっていただける方がいればどんな業種でも考えられます。

また、引き続きコンサルタント事業も行っているのでコロナ禍で困っている人たちのお手伝いをできればと思います。事業資金の調達方法や集客方法についてだけでなく、M&Aをされる時は経験者としてもアドバイスすることができるので、今困っている事業者様のお手伝いを引き続きできればいいなと考えています。

 

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