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バトンズDD(企業調査)講座の受講生がリアル案件で初のDD実施!デューデリジェンスができるM&Aアドバイザーとして今後の活躍も期待大

2020年08月17日

バトンズデューデリジェンス(企業調査)講座の受講者である中小企業診断士の柴田将芳様に、講座を受講されての所感と受講後初めてご自身でデューデリジェンスを実施されてみての感想を伺いました!

バトンズDD(企業調査)講座で提供されるフォーマットをもとに企業調査を実施

 

バトンズデューデリジェンス講座の難易度はいかがでしたか?

難易度的にはそこまで難しいとは感じませんでした。自分がこれまで培ってきた”会社を見る視点”の答え合わせというか、この考え方で良かったんだなというところを受講して改めて確認することができましたし、労務については新たな知見を得ることができました。

講座のどんなところが実際に役に立ちましたか?

DDレポートのフォーマットの提供は非常にありがたいと思います。普段、事業計画策定の基礎情報になるDDをするにあたって自前のツールを用いていましたが、M&AにおけるDDに臨むにあたっては、それがマッチするのかどうかが分からないと思っていました。そこで、受講の際に提供していただいた実践で使えるフォーマットを見て、自分がやっていることとして足りないこと、逆にあっていることを確認できたのは良かったです。

また、もし自分の知識と経験だけで独自にデューデリジェンスをやってしまっていたら、フォーマットに書いてあったディスクレーマーに何を書けば良いのか分からずに痛い目を見ることもあったのではないかと思います。提供していただいたフォーマットには、バトンズさんと日本M&Aセンターさんのこれまでの経験に基づいたディスクレーマーが掲載されていますので、非常に参考になりました。

あとは、私のような中小企業診断士に限った話ではなく、その他の士業さんやコンサルタントさんにも関わってくると思うのですが、依頼資料リストには収集すべき資料が得られない場合、どう対応したら良いのかも書かれていて参考になりました。DDを受ける売り手企業としても、どのような資料をどのように準備すれば良いかということが分かってもらいやすく、専門家側の手間を軽減できると感じました。

M&Aアドバイザー経験が浅くてもDD(企業調査)できるようになる!

 

DD講座はM&Aアドバイザー経験が浅い方にもお勧めできますか?

そうですね。あまり経営知識がない方、ご自身でツールを全くお持ちでない方でも、知識と経験ゼロから受けていただき実践に活かせるデューデリジェンス講座だと思います。

私がこの講座を受けた理由は、M&Aアドバイザーとして事業展開していくにあたって、買い手企業さまにDDをお勧めするケースや他のアドバイザーから自分がDDを受託するケースもあると想定していましたので、M&Aに根差したDDがどのように進められるかを知っておく必要があると感じたからです。

また、M&Aに関わらず、デューデリジェンスを学びたい人にとっては非常に役に立つ情報ですし、知識のある人にとっては今更聴けない内容をしっかり学び直すことができます。一定の知識がある人にとっては、これまで自身が得た経験や視点をプロからのノウハウ伝授をもとに答え合わせしていけるという意味で受講する価値は大いにあると思います。

 

受講後に実際にご自身でデューデリジェンスをされてみていかがでしたか?

M&AにおけるDDは「買い」時点の価値を見るという視点が必要で、普段実施している中長期目線で将来を見渡すDDとの違いを感じました。特に財務・労務におけるリスクを洗い出すという考え方が強くあるので、講座を受けていなければ抜けていた視点があったと思います。

 

どういったスケジュールで行われたのですか?

お声がけいただいて1週間ほどで行いました。依頼されてから2~3日後に先方から資料一式を郵送していただいたので、1日かけて財務分析やヒアリング事項を抽出し、その後、売り手様のもとに出向き午後の半日くらいをかけて社長様にヒアリングさせていただきつつ、足りない資料等を受領しました。最後に、2日間程かけて講座で提供していただいたレポートフォーマットにまとめました。

 

デューデリジェンスを行うなかで悩んだところはありましたか?

実は当該企業は過去に売り手の社長様がM&Aで買収し経営をされていました。ところが、売り手の社長様が買収されるだいぶ前、売り手様の前の社長様が経営されていた時に知的財産に関する問題があったのです。そのとこは、売り手の社長様はもちろん知る由がなく、私もデューデリジェンスの最中にひやっとしました・・・。しかし、逆に言えば売り手の社長様がM&Aで買収しようとしていた当時にデューデリジェンスを行っていれば、知的財産の部分が明るみになり、事前に解決できていたことでもあると思うので、改めてデューデリジェンスの重要性をひしひしと感じた出来事でしたね。

M&AアドバイザーでありながらDD(企業調査)もできるという強み

 

売り手様の現地ではどんなことをされましたか?

今回の案件に関しては、在庫の数一点一点までは確認しないにしても、決算書に書いてある在庫量と目視で確認した在庫量がある程度あっているかを確認したいと思い、現地訪問させていただきました。やはりモノをみないと分からないので、今回はコロナの関係で従業員さんが出勤されておらず、現地確認しやすかったです。

買い手様側の専門家という立ち位置なので、売り手様側からしたら嫌厭されるかなと思ったのですが、普段から経営者様とのお話しには慣れておりますし、売り手の社長様も柔和な方でしたのでスムーズに運ぶことができたと思います。

 

初めての経験だったなというところはありますか?

直前の決算書3期分の数値をみて、決算時点での現預金や在庫の確認、債権・債務の存在の確認がデューデリジェンスのミッションだと思います。しかし、今回は決算が終わって少し時間が経っていたため、コロナの影響による売上低下や、借入金が増えていたことなどがありましたので、どこまでどのようにレポートに記すのか、その部分はデューデリジェンス講座で頂いたフォーマットの中に自身で作ったレポートページを織り込んでいきました。

 

今後はDDもできるM&Aアドバイザーとして、さらに強みが増えましたね!

バトンズの案件はDDを行う案件が今後増えていくので、これからもっとDDの経験を重ねていきたいと思います。そして、M&Aアドバイザーとしてもいま進行中の案件の成約を目指していきたいですね。

 

 

(柴田様の紹介ページ)

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