No.13830 成約済み
公開日:2022.07.22 更新日:2024.03.01
閲覧数:2732 M&A交渉数:28名 会社譲渡 専門家あり
No.13830 成約済み
公開日:2022.07.22 更新日:2024.03.01
閲覧数:2732 M&A交渉数:28名 会社譲渡 専門家あり
【事業内容】 ダンボール、テープ類、PPバンド、緩衝材等工場などで使用される梱包資材を取り扱う梱包資材卸売事業者です。大手メーカー工場への直接販売、県内卸売業者への販売の2ルートを有しています。 梱包機械の販売台数はそれほど多くありませんが、メンテナンスの依頼は継続的に入っており、そこから梱包資材の新規受注につながるケースもあります。 顧客ニーズを細かくヒアリングし商品を早く安く提供してきた実績から長い付き合いのある取引先が多く、地元での認知度の高さが強みです。 県内で約100社と取引しており、対象会社が直接取引している大手メーカーの口座はなかなか取得できません。 一方で、営業人員不足の面もあり、営業面の強化により、更なる事業規模拡大が十分に期待できる余地があります。 【基本情報】 従業員:3名 ・社長:経営全般、商品見積り、資金繰り ・配達担当:商品配達、営業(ここの営業力を強化できると良い) ・事務担当:経理、総務事務 【希望条件等】 ・株価として4M、役員借入金の返済として6Mの合計10Mでの譲渡を希望しています。 ・商品の見積りは社長のみが行っていたことから、見積りノウハウや取引先の引継ぎが必要となります。引継期間は柔軟に対応できます。 ・本社の土地は500坪ほどありますが、現社長の兄の個人所有となっていることから、継続賃借(現状は月額134千円)または買取が必要となります。 ・本社・倉庫の建物は鉄骨造りですが、用途地域が住居専用地域のため、建て替えは難しいと思われます。
丁寧な説明ぶりで、仕事に真摯に取り組んできた印象を受ける社長様です。 取引先の担当者のみならず、納品先の工場で働いている方々にも声をかけ、現場で困っていることをヒアリングして歩いていたとのことで、顧客が気づいていないような課題を指摘し、解決するための商品を探してきて提案する営業スタイルで仕事をしてきました。規模は小さいながらも細かなことに気づいてくれる社長の人柄を好み、大手メーカーの工場責任者からも信頼を得て、対象会社の事務所に足を運んできて困りごとの相談をしに来てくれる間柄になったとのことです。 顧客が必要とする梱包資材を早く安く提供するための仕入ネットワークの構築にも取り組んできており、仕入先、販売先、自社それぞれにメリットがあるような提案を心がけるバランス力の高い社長様です。
1,000万円未満:最低35万円(税込38.5万円)
1,000万円以上:最低70万円(税込77万円)
5,000万円以上:最低150万円(税込165万円)
※本件交渉を担当する専門家への手数料は必要ない案件と登録されていますが、詳細は専門家に確認ください
スピード
息子が2人おりますが、2人とも他社で管理職についており、事業承継の意思がないことから第三者承継を希望しています。
最新情報や詳細情報は、交渉を進める中で確認いただく必要があります。
工場で使用される段ボール、テープ類、PPバンド、緩衝材などの梱包資材を扱っています。また、梱包機器の販売・メンテナンスも行っています。 梱包資材自体は特殊性のあるものではありませんが、販売先から使用用途や作業工程など現場でどのような状態で使用されるかヒアリングしたうえで、最適な強度・寸法・素材などを検討し、他社よりも安く、早く提供できるノウハウを有しています。 販売ルートは大きく2種類に分けられ、大手メーカーの工場などに直接販売するルートと他の卸売会社に販売するルートがあります。 販売先の工場にできるだけ足を運び、現場の方々がどのような環境で作業をしているのか、作業効率などの課題がないのかなどきめ細かくヒアリングして回り、顧客自身が気づいていない課題を掘り起こして商品を薦める営業スタイルで事業をやってきました。 新潟県内に所在する大手メーカーの工場においては、現場の担当者がわざわざ対象会社に足を運んで、どのような梱包資材を使用することで現場作業の改善が図られるかといった相談をしに来てくれるほどの信頼を得ています。 事業規模は小さいですが、アフターサービスや現場作業の負担軽減が図られる商品提案などをしっかりとやってくれる頼りになる存在として取引先からの評価を得ています。
販売先は大手メーカーの工場、地元の製造業者、同業の梱包資材卸売業者などです。 大手メーカーとの直接取引口座はなかなか設けてもらえることができない貴重な口座です。またこれらの企業は大手の梱包資材卸売業者との取引がありますが、小ロットで資材の選定が難しい場合については対象会社に相談が来ます。 大きなシェアを占める販売先は特段なく、約100社の販売先を有しています。
社長、配達員、事務員の3名で運営しています。 社長は販売先からの相談・注文対応、商品見積り、在庫管理が主な役割です。数年前は社長自身も配達もしていましたが、持病の関係で車の運転が難しくなったことから、現在はもっぱらメールと電話対応が中心となっています。 配達員は60代ですが、配達仕事はしっかりとこなしてくれています。ただし販売先への積極的なヒアリングや提案を苦手としているため、営業面が強化されると対象会社の売上も上がると思われます。
認知度の高さが強みです。地元の工場と直接取引していることに加え、多くの卸売業者と取引をしており、きめ細やかに顧客のニーズをヒアリングしてきた実績から、「当社に相談すればなんとか解決してもらえる」という期待を寄せられています。 先代社長の時代には経営的に非常に厳しかったですが、現社長が仕入先の開拓にも取り組み、同業他社の状況などもリサーチして自社の見積りに反映させるなどして収益面の改善に取り組んできました。経営管理面や営業面は人員や資金的な事情から十分な改善は出来ていませんが、ここを強化することで更なる事業拡大が見込まれます。