公開日 | 2021/05/09 |
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記載者 | 税理士事務所bestBA... |
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『医療機関の倒産過去最多』のニュースに思うこと
今回は、気になった医療に関するニュースを取り上げます。
「2024年 医療機関の倒産が過去最多」というニュースはいくつかのメディアで
取り上げられておりました。
【帝国データバンク:医療機関の倒産・休廃業解散動向調査(2024年)】
「倒産」に関するニュースはインパクトがありますが、
私が今回注目したい点は、倒産ではなく休廃業についてです。
休廃業件数・・・倒産の11倍存在しているからです。
医療機関が減る大きな要因は、倒産ではなく休廃業です。
長年功労された経営者がご高齢となりますが、後継者は不在。
そして、診療所同士の競争は激化する中での、毎回の診療報酬マイナス改定。
債務超過で倒産するより、これらの複数の要因が重なって、
診療をひっそりと縮小し黒字のまま粛々と閉院手続き
とういうパターンが主流です。
あくまで個人的な予測ですが、第三者承継を十分に検討せずに休廃業をしたのではないかと思います。
地域医療を守るために、第三者継承の選択肢をご検討いただきたいと願います。