PMI
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2024/09/04

【成功ノウハウ】「業績が伸びるPMI・伸びないPMI」その違いとは?

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M&Aの成功の鍵とは?
どんなM&A関係者も認める格言で、「M&Aの成功の鍵はPMIにあり」というものがあります。 しかし、「M&Aで成約したら、すぐにPMIをする」ということを知らず、買収した企業の業績悪化に頭を抱える経営者は後を絶ちません。 「M&A戦略全体を見直した方がいいのではないか?」 と思うケースも少なくありません。 なぜ、そんなことが言えるのか? 実は、私も「買収した会社の業績が悪化し・・・」という渦中にいたことのある一人だからです。 ・業績が悪化した企業では、従業員がどんどん辞めていく。 ・買収した会社は、投資しない方が良かったとステークスホルダーからも叩かれる。 「この会社を何とか立て直してくれ!」(え?このタイミングで丸投げ?) と言われて、PMI業務に入ってみると・・・
前置きが長くなったので、結論から言います。
この会社は買収から2年経過しており、売上は激減・利益は赤字転落の状態でした。 でも、6か月で黒字化し、その後M&Aで買収する側になりました。 前任者は2年間かけて売上激減・赤字転落。 私は6か月で黒字化。 この違いはどこにあるのでしょうか? それは、「PMIのやり方の違い」だけだったのです。 前任者は主に現場から上がってくる、月次決算資料を確認して指示を行うPMI。 私は、現場に入って従業員の声を聴き、先頭に立って無理無駄の改善を行うPMI。 たった、これだけの違いだったのです。
PMIは「経営統合すること」・・・だけではない!
「PMIとは」と検索すると、「経営統合すること」という説明が出てきます。 でも、経営統合が上手くいっても、買収した会社の業績は下がることがあります。 そもそも、「経営統合って何だ?」と、私も思います。 私の感覚では「買収された」→「そのお陰で業績UP」→「買収されたけどモチベーションUP」→「親会社は信用できる!」となり、経営統合が進むものではないかと考えています。 しかし、こんなケースが多いのです。 「買収された」→「目標はこれだ!」→「売れ!売れ~!」→「何もしないくせに、なんでやねん!」→「もう、やってられん!」→「キーマン退職で業績悪化」 このイメージが正しいかわかりませんが、買収後の対応1つで「伸びるか・伸びないかが変わる」ことはご理解いただけるのではないでしょうか? 「PMI=経営統合」というわかりづらさから、上場企業や大手企業などでPMIに取り組んでいる企業でも、間違ったPMIをしている企業がほとんどです。 中小企業においては、まだまだPMI自体が認知されていない状況なのです。
当社の考える「PMIとは?」
当社が考えるPMIとは、「無理なく業績向上させる調整作業」です。 ▼そのために必要な3つのポイント 1.現場に入り、現場を知り、現場の声を聴く。 2.短期間で現場が喜ぶ結果を出し、求心力を得る。 3.業績向上させるプランを作成・実行する。 売上向上によって得られる「親会社への感謝」により、経営統合が図られるものであると考えています。 もちろん、別々だった会社が統合を目指すので、経理・人事・労務・法務・ITなどの分野で見直しを図ったり、制度・ルールは変更されたりします。 しかし、それで終わりではなく「業績向上させる」部分にも参加し、今までの対象会社の社内にはなかった視点やアイディアを取り入れ、まずは業績向上させることを目指すべきなのです。
PMIでM&A戦略を成功させたいなら
・PMIのやり方がわからない ・PMIは行っているが業績向上できていない 「業績向上を目指したPMIを取り入れ、M&A戦略を成功させたい」 このように前向きにPMIについて検討したいという方は、是非以下のURLのページをご覧ください。 きっと、御社にとって業績を向上させるPMIの方法が見つかるかもしれません。 ●これからM&Aを検討される方 https://www.ma-pmi-agent.co.jp/hands-on-ma/ ●まもなくM&Aで成約される方 https://www.ma-pmi-agent.co.jp/lp/ ●過去のM&Aで失敗したと感じている方 https://www.ma-pmi-agent.co.jp/tip/restart/ ●無料相談はこちら https://www.ma-pmi-agent.co.jp/contact-ssl/ ※具体的なご用件もご記入ください。 ●Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCIf9NVTiqPQ08t9hBRjhPvw
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