M&A
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2024/04/24

M&A仲介会社の迷惑営業の終焉? 中小企業庁もさすがに激怒!

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M&A支援機関登録事務局からの怒りのメール
中小企業庁下の中小企業M&Aの仲介会社を登録・指導する、M&A支援機関登録事務局から、2024年4月8日、登録している各M&A仲介会社に以下のようなメールが一斉送信されました。 「お世話になっております。M&A支援機関登録事務局です。 平素より中小M&Aに係る支援に御尽力いただき、誠にありがとうございます。 事務局においては、登録M&A支援機関に係る支援の実態についての情報提供窓口を設置しておりますが、情報提供の内容としては、営業先が契約締結を断ったのにも関わらず、営業行為を継続する行為等の営業行為に係るものが多く寄せられております。 「中小M&Aガイドライン」においては、M&Aに必ずしも詳しくない中小企業の意思決定を適切にサポートし、依頼者の利益のために善意管理注意義務や職業倫理に基づいた支援を実施することをM&A支援機関に対して求めているところです。 こうした趣旨を踏まえると、契約締結に向けた営業行為についても依頼者となりうる中小企業の意向に沿って行う必要があると考えており、このため、今年度以降、営業に係る情報提供が寄せられた場合には、当該情報提供に係る登録M&A支援機関に対して通知し、注意喚起することといたします。 とりわけ、複数回の情報提供が寄せられる等、潜在的な依頼者である中小企業の意向に沿わない営業行為が組織的に許容されていると疑われる場合については、ガイドラインにおいて求めている「職業倫理」の醸成等が不十分との疑念が生じることとなりかねず、こうした場合には、M&A支援機関登録事務局としても追加的な対応を検討していくこととなります。 以上、引き続きよろしくお願いいたします。」 このメールがどう業界に影響するのか考察していきます。 M&Aというニッチなテーマにもかかわらず、一日でSNS経由で100アクセスを超えた本コラムについて、業界のリーディングカンパニーを目指しているプラットフォーマーのBatonz様に掲載していただけることに感謝の念に堪えません。 ぜひリンク先からご一読ください。 https://jfsc.jp/opinion/ma%e4%bb%b2%e4%bb%8b%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ae%e8%bf%b7%e6%83%91%e5%96%b6%e6%a5%ad%e3%81%ae%e7%b5%82%e7%84%89%ef%bc%9f%e3%80%80%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%ba%81%e3%82%82%e3%81%95/
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