公開日 | 2021/02/26 |
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記載者 | 株式会社レヴィング・パー... |
M&A
人生が変わる!? 個人M&A
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人生が変わる!? 個人M&A
日々中小企業の経営者と接して感じることの一つが、「給料日」に対するサラリーマンとの認識の違いです。
サラリーマンにとって次の給料日は待ち遠しい存在ですが、資金繰りの関係で給料日が頭痛の種という経営者はたくさんいます。
社会環境の急激な変化に伴い、パラレルキャリア、副業、兼業、転職、フリーランス、独立起業など、働き方に関するさまざまな情報に接する機会が増えています。
コロナ禍で在宅ワークが増え、副業的な活動に興味を持ち始めたサラリーマンも多いのではないでしょうか。
サラリーマンが今後の身の振り方を考える際、給料を貰う立場を続けるか、給料を払う立場を目指すのか(あるいは、自分の食い扶持だけ稼ぐのか)、いずれが自分に合った働き方かを見極めて行動することは大切です。
給料を貰う(雇用される)立場を選択する場合は、雇い主の指揮命令下で働くことになりますから、自分で仕事の内容を決めるという自由度は少なくなります。
一方で「起業」とは、新しく事業を始めることを言い、自分でビジネスチャンスを見つけて顧客開拓を進めるケースが代表的ですが、最初からフランチャイズチェーンに加盟して、一定のノウハウを受入れて店舗経営に乗り出すケースもあります。
また「フリーランス」とは、特定の組織に雇われることなく、案件ごとに業務委託契約を結んで活動する働き方を言います。
何れも自分で仕事の内容を決められる自由度は高くなりますが、継続して顧客を維持・開拓する努力は欠かせませんし、収入の不安定さや、健康や気力が保たれなくなった場合の収入の維持に不安を感じる方も多くいます。
そして最近「個人M&A」「スモールM&A」「ミニM&A」という言葉を目にする機会が増えてきました。
「M&A」とは企業の買収や合併を意味し、一般的にはマスコミで取り上げられるような大企業の合併や買収がイメージされがちですが、最近は中小企業のM&Aが着実に増えています。
より主体的な働き方を選択するサラリーマンにとって、転職や独立起業以外にも、今後は「個人M&A」により事業を承継するケースが増えることが想定されます。
転職や独立起業に比べると、まだまだ「個人M&A」に関する情報は少ないが、そのような中でも個人M&Aをテーマにした書籍や、Web上でもM&Aの仲介業者や専門家の記事が確認できます。
発信者の立場によって、「個人M&A」に肯定的な意見や否定的な意見が入り混じっている印象ですが、リスクを十分認識するという意味で否定的な意見も含めて情報収集すると良いでしょう。