公開日 | 2020/06/19 |
---|---|
記載者 | 株式会社事業パートナー九... |
中小企業支援
WEBは魔法の杖ではない。強力な道具です!
バトンズ認定アドバイザー
認定バトンズDD調査人
「経営改善・事業再生」を専門にしています。企業状況(財務・事業)を的確に把握し、会社の「将来の進むべき方向」を明確にし、有効な策を提案し推進します。
専門分野
M&Aアドバイザー(全般相談)
企業/事業評価
企業/事業概要書作成
契約書草案作成
事業再生
サーチ(譲渡案件発掘)
デューデリジェンス
資金調達
PMI
経営支援
人材支援
法務支援
金融・行政対応
IT支援
海外対応
その他中小企業支援
対応可能エリア
山口県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
売上向上支援パッケージ
当社の新サービス『売上向上支援パッケージ』で連携している推進者の一人の「インターネット活用アドバイザー」の「上村 隆」さんに、「成功するWEBマーケティング」について執筆してもらいました。
今回は、第1回目です。
WEBの成功者は2割!だそうですよ?
世の中なんとなくホームページを持ってると勝てる気がする…しかし!実はWEBの成功者は2割と言われているのです‼(+_+)
なんという事でしょう…。
ではなぜそんな幻想を抱いたのか?
それは、うまく行った人は「ホームページは凄い!」と言うけど、失敗した人が「失敗した」とはあまり言わないから「ホームページは凄い!」ばかり聞こえてくるのですね。
では、やっても無駄なのか?
そんな事はありません。みんな正しい向き合い方をしていないのが問題なのです。
成功者にはパターンがある!
実は成功者の多くが共通して言うことがあります。それは…「3年かかった…」ということ。これは成功者の黄金パターンで「ロングテール」と言われています。
3年もかかるの!? 実はもっと早くする方法はあります。しかしお金がかかるということなのです。成功者の多くには、「もうダメだ…潰れる…」からの起死回生が多かったりします。
逆に、私のクライアントで最初から好調に売れ、急激に伸びてあっという間に年商億単位!楽天でも表彰を受け、私の意見を聞かなくなり、潰れたところもあります。
やるべきこと、やってはいけないこと、そういった知識を最初から持っているか持っていないかだけでも、スタート地点が変わってきます。
もっともやってはイケないのは「業者まかせ」です。
WEBサイトも、もう一つの事務所であり、お店なのです。WEBサイトの制作を、通常の店舗を建てることに例えるなら「WEB業者」は「建築屋さん」です。あなたは自社の商売の特性や顧客の動線を理解していない建築屋さんに丸投げしますか?普通はしないと思います。
成功者のもう一つの共通項は、自身が責任者であることの自覚を強く持ってWEBサイトに「向き合っている」ということです。
多くの人がしている勘違い
もうひとつの重要なキーワードが「勘違い」です。
・ホームページができたので、これでイケる!
・WEB業者とはどんな存在?
・かっこいいホームページやかわいいホームページは自身の商売に合っているのか?
・金をかければいいホームページができる?
・WEB業界の常識って何?
様々な思い違いが渦巻いています。
ホームページが出来上がったら、そこがスタートポイントです。ゴールと間違っている人が凄く多いように感じます。重要なのは「運営していく」ことなのです。
そもそもWEB業者って何か資格があるわけではありません。学生でも「俺、今日からホームページの制作会社始める」って言ったら、できちゃうんです。法人である必要ですらありません。他の業界同様にピンきりなのです。
そしてホームページはかっこいいとか、かわいいとかよりも、「自社のお客様が望んでいるテイスト」が重要で、これから外れたら、どれだけかっこよくてもチカラを発揮しません。
コストも、損益分岐点というものがあります。これを超えたページを作った場合、負債と同様です。しかし、安すぎても機能しません。
・何のために作成するのか?
・誰に見て貰うのか?
・そのためには最低どんなシステム条件をクリアする必要があるのか?
・どんなコンテンツで有るべきなのか?
・運営体制はそれに対応できる体制になっているのか?
それにより使う技術や必要な要素が変わってきます。ここはしっかり制作サイドと話を煮詰めなければならない重要ポイントです。
それとよくあるのが「それ常識でしょ?」といわれることです。どこの常識でしょうか?それを「思い込み」と言います。
こんな事例があります。
・改行と一文字空けの問題
頭一文字空ける(段落をつける)という習慣があるWEB業者と、それを極端に嫌がる業者がいます。私達が教科書などで習った文章のルールでは「改行のあとは頭一文字空ける」というのが常識でしたが、最初からWEBに親しんだ若い人にとっては頭一文字空けないのが常識という人も多いようです。
ここで大切なのは、頭一文字空けるか空けないかではなく、自社のサイトは誰が見るのか?によって変化するという事です。読者が若ければ空けなくて良いでしょうし、年輩であれば空けたほうが良いでしょう。
また、もしかしたら、この事例に沿わない場合もあるかもしれません。
事業のWEBサイトは文学作品ではありません。いかに自分たちの事業を素早く理解して貰えるかが重要なのです。
そのために、読者にとってどちらが読みやすいか?という視点が判断基準として重要なのです。
ホームページが日本で一般的になって何年くらいでしょうか?そんなに歴史はありません。そこに様々な業界が可能性を求めて相乗りしてきています。印刷会社、システム会社、広告代理店、コンサル会社、マーケティング会社…様々な業界から様々な常識を引っさげて参入したため、常識は非常識と思ったほうが良いでしょう。
あなたは成功者になれそうですか?
どうでしょう?ホームページを取り巻く考え方、業界のあり方…想像通りでしたでしょうか?
知って取り組むのと、知らずに取り組むのでは大きな差があります。
実はホームページを作るって、バーチャル上で事業を展開するので、会社を動かすのと同じだけの事を考える必要があるのです。しかもリアルとバーチャルの差を考えながら…。
そう。経営知識がふんだんに必要な代物なのです。それ、フツーのWEB会社に頼んで大丈夫そうですか?
しかし、もう大丈夫ですよね。なぜなら、あなたはこれを読んできた事で、取り組み方が変わるはずですから。