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占い館の事業承継。優良リフォーム支援団体協会の運営会社が引き継ぎされた背景とは

2022年01月20日

リフォーム、建築、不動産業界などを中心に、全国1,750社が参加する優良リフォーム支援協会の運営を行う「株式会社ColorsJapan」が引き継ぎされたのは、アナスタシア合同会社が運営する占い館。すでに複数回にわたるM&Aによって事業を拡大してきた株式会社ColorsJapan代表取締役社長の藤田様に、占いという新たな業種のM&Aに至った背景について、お話を伺いました。


 

譲渡企業

社名

アナスタシア合同会社

業種

サービス業(消費者向け)

拠点

大阪府

譲渡理由

選択と集中

 

 

譲受企業

社名

株式会社ColorsJapan

業種

企業支援、不動産事業など

拠点

東京都

譲受理由

新規事業参入

 


 

およそ1年で10社にわたるM&Aを経験。事業拡大を進める

Photo by congerdesign

優良リフォーム支援団体協会の運営を行う株式会社ColorsJapanは、もともと不動産管理会社が集まる団体の運営本部として2009年に設立されました。最初は事業のひとつとして行っていたリフォームでしたが、多くの人々により良いサービスを安心してご利用いただくことを目的に、優良リフォーム支援協会を立ち上げ、主軸の事業として活動されるようになりました。

「リフォームの領域は、業界の垣根がどんどんなくなってきています。家電量販店やクリーニング業、不動産会社など、様々な業界で各社が独自に行うようになってきてはいますが、職人の手配や営業、商材の仕入れなどを1社で全て手掛けようと思うとなかなか難しいものがあります。これから少子高齢化が進み、リフォームの需要が増えていくと感じ、最初は不動産の管理会社を集めて活動をスタートして、現在の規模になりました。」

株式会社ColorsJapanは、電気工事や空調設備など、本業に近い事業を中心に、直近1年で10社ほどM&Aを実施されてきました。50億円ほどを投資して事業拡大を進めてきた藤田様が、今回占いという異業種を引き継ぎされた理由についてお伺いすると「これまで実施してきたような本業に近い業種のM&Aは、EBITAをどれくらいで回収できるのかとか、買った後すぐ自走できるのかそれともテコ入れが必要なのかとか、収支面やシナジー効果を考えて買収を決めていました。今回買収した占い館は、買ったら楽しいだろうとか、会員の方も喜んでくれるだろうとか、利益ではなく面白さを感じて買収に至りました」とおっしゃっていました。

また、占いの印象についてお伺いすると「占いに来る人は、何か困っている人じゃないですか。相談事のアドバイスをすることによって不安を取り除いたりと、人を幸せにする商売だと思うので、そういった部分は面白さを感じています。私自身、引き継ぎ後に何人かの占い師さんに早速占っていただきまして、非常にスッキリしました。占い師さんの判断を盲信するという訳ではなく、一人のアドバイザーとして、後押しになるという意味合いで非常に良い時間になりました」とお話いただきました。

今回買収を決断された理由について、事業の面白さが一番大きかったという藤田様。売り手様とお話しする中で、単なる事業モデルの面白さだけでなく、経営面で事業拡大の可能性を感じたことは、交渉を大きく進める要因となりました。

プラットフォームを使った案件選びは、宝探しをしているような楽しさ

Photo by Susanna Marsiglina

M&Aは、様々な仲介会社からご紹介いただいて行うことが多いという藤田様。そんな藤田様にとって、バトンズで案件を探すことは宝探しをしている感覚に近いのだそう。「色んな事業が混在している中から、心を惹かれる事業を見つけたときの喜びは、ネットならではだと思います。良い案件ほどたくさんの方から問い合わせがあるとは思うので、レスポンスがない場合も時々あるのですが、そういったことも含めて、良い案件を見つけ出して交渉が進んでいったときの喜びはありますね。」

M&Aを行う際、事業を譲渡する側からすると、できるだけ高く売りたいという想いは少なからず発生します。藤田様がこれまでM&Aをされてきた中には、そういった考えが過剰に働いた結果、売り上げなどの数字をごまかされたケースもあったそうです。アナスタシア合同会社の社長様に会われたときの印象について、藤田様は「会ってすぐ、この人は嘘つかない人だなというのが率直な印象でした。真面目な人柄が伝わったので、安心して進めることができました」とおっしゃっていました。社長様が信頼できる人柄であったことは、異業種のM&Aをスピーディに進める上で、大きな後押しとなりました。

従業員の方々やお客様に喜ばれる運営を目指して。今後もM&Aを積極的に

Photo by FeeLoona

今回、売り手様のアドバイザーとしてOFBグループ合同会社の中野様が仲介に入られていました。中野様の印象について、藤田様は「フットワークが軽く、気さくにお話ができる方でした。交渉を進める上で、コミュニケーションが滞ってしまうことが一番ネックになると思っているので、そういった部分もなくスムーズに対応いただいて、信頼関係を構築しながら進めることできて大変助かりました」とおっしゃっていました。

最後に、今後の事業計画についてお伺いすると、「一番は、従業員さんやお客様に喜んでいただけるような運営をしていくことです。お客さんに“あそこが引き継いでからサービス悪くなったよね”と言われるのは嫌なので、サービスの質を落とさず、皆さんに喜んでいただけるようにしっかりと運営していきたいと思います。また、前向きに検討していただける会社様があれば、今後も積極的にM&Aも行っていきたいと思います。」とおっしゃっていただきました。

わずか1年で10社近くM&Aを実施し、より良いサービス展開を目指す株式会社ColorsJapan。

株式会社ColorsJapanと藤田様の今後のご活躍を、バトンズ一同心より応援しております!

この案件を担当したOFBグループ合同会社の紹介ページ

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