TOPM&A記事・コラム成功事例外資系企業での経験を活かし26歳で個別指導塾を買収

外資系企業での経験を活かし26歳で個別指導塾を買収

2021.06.01

外資系広告代理店で約2年間サラリーマンとして働かれていた酒巻様は、2021年4月に東京都足立区の「エール個別指導塾」を弱冠26歳で引き継がれました。起業の一環としてのM&Aを検討され始めた背景や、今後の経営戦略についてお話を伺いました。

フランチャイズ塾の開業を目指すも不動産探しに苦戦

外資系広告代理店に約2年間勤めていた酒巻様。主にデジタル広告の運用や分析をされていました。中学、高校時代は生徒として学習塾に通い、大学時代は家庭教師と個別指導塾で講師としてアルバイトをされていたそうです。いざ起業を考えたときに酒巻様は「勝てるフィールドで戦うべき」と考えました。候補に上がったのは自身が生徒として、講師として親しみのあった教育サービスの領域。そこで学習塾のフランチャイズ募集に応募し、オーナーとして店舗開設が可能になる段階まで進みました。

しかし、不動産探しに苦戦。このタイミングではすでに会社を退職してフリーランスでマーケティングの仕事をしていて多忙だったことも重なり、なかなか開業まで漕ぎ着けることができませんでした。

2021年3月フリーランスでメインの仕事となっていた大きな案件がいくつか終わり、いざ4月からの進路を考え始めます。このままフリーランスとしてやっていくか、フランチャイズ塾を開業できる店舗を探していくべきか。そんな中で、たまたまインターネット検索から「M&A起業」という手段を知り、バトンズと出会いました。

教育サービスの領域でM&A起業を目指す

バトンズへ登録した後は、教育サービスに絞って案件を検索されていた酒巻様。個人で開業していきたいと考えていたので、300万円くらいの予算で買収できる塾を探されていました。そこで興味を持ったのが英会話学習塾の案件。実際に見学に行かれましたが、残念ながら見送られたとのこと。理由は、立地と講師。生徒を集めにくい立地であったというところと、英会話に特化した塾は、どうしてもネイティブの講師が必要になりますが、コロナ禍ということもあり講師探しが難しいというところで断念されました。

そこで2件目にバトンズで見つけたのが「エール個別指導塾」。バトンズのメッセージで、これまでの教育関係の経験と前職のデジタル・マーケティングの知識が活かせること、そして人一倍のやる気を持って取り組んでいきたいことを売り手に送りました。そして先方へ文章から熱意が伝わったようで、すぐにWebツールを使用した面談に繋がりました。

バトンズでの最初のメッセージは、買い手から売り手へのラブレター。売り手は平均して10件程度のアプローチを買い手から受け取っており、その中でいかに熱意や真剣さを伝えるかが、具体的な交渉へ進めるかの重要なポイントになりそうですね。

運営方針に共感し、交渉開始から約1ヶ月で「エール個別指導塾」の経営者に

Webツールでの面談後、実際に店舗を見学に行かれた酒巻様。そこで塾の指導方針などについても売り手から説明を受けます。「エール個別指導塾」は授業に力を入れるスタイルではなく、生徒が自主学習するための能力を伸ばす教育をしています。小学生と中学生を対象に、ひとり一人に個別に向き合ってモチベーションを管理していく手法は、元々フランチャイズ塾で目指そうと思っていた方向性と合致し、大変共感されたそうです。

そして立地も、大手商業施設に入っているなどではなく、個別の店舗がある形だったのでとても気に入られたとか。コロナ禍でどうしても客足が遠のいてしまう商業施設内でなかったことも買収の決め手の1つとなりました。想いを継いでくれる後継者を探していた売り手と酒巻様の熱意が重なり、交渉開始から約1ヶ月、成約価格100万円で交渉が完了しました。

引き継ぎについて、現在の塾生は売り手と酒巻様による保護者面談を通じて、酒巻様へ経営者が変わることについて説明されました。年齢の若い酒巻様は、保護者へ不安を与えないことを意識され、これまでのご経歴やこれからの取り組みについて丁寧に説明されることを心がけたとのこと。今後は酒巻様ご自身のビジネスレベルの英語力を生かした英会話のクラスと、大学生の時の講師経験を生かした高校生のクラスを始められるそうです。

バトンズ一同、酒巻様、そしてエール個別指導塾の今後のご発展を心より応援しております!

 

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