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売り手Step1-2:アドバイザリー契約について

2020年04月23日

アドバイザリー契約とは?

M&A交渉の全工程、または一部の工程をアドバイザー(支援専門家)に委託することができます。バトンズではご自身で交渉を進めることもできますが、予期せぬトラブルを回避するために、財務・税務・労務・法務の専門知見を持つアドバイザーのサポートを受けることを推奨しています。

ここでは、売り手の皆様の立場で、どのような進め方を選択できるのか、どんなメリット/デメリットがあるのかを解説します。

売り手のM&A進め方のパターン

バトンズでは、①~③の進め方を選択できます。

進め方 委託先 内容・特徴
①全工程を
委託する
・M&A支援実績のある総合M&Aアドバイザー ・全ての工程をアドバイザーに代行してもらえる

・一般的に契約は、Step1:売り案件の登録、もしくはStep2:マッチングのタイミングで行われる

②一部の工程を委託する ・特定分野に強みを持つ専門アドバイザー(企業評価支援、契約支援など) ・交渉自体はご自身で進めるものの、契約書のチェックなど、要所で専門家アドバイスをもらいながら進める
③全てをご自身で進める

 

 

・複数の買い手候補との交渉、および全ての工程をご自身で進める

 

各M&A進め方のメリット/デメリット

売り手の皆様にとって、選択する進め方によってどんなメリット/デメリットがあるのかを解説します。バトンズに登録している支援専門家のアドバイザリー手数料は、200万円~という料金体系が多く、従来のM&Aにかかる手数料の1/5~1/10の水準の手数料です。

 

 委託先    メリット/デメリット   
①全工程を委託する 〇 成約までのスピードが早く、成約率も高くなる

〇 買い手との交渉も全て任せることができ、交渉中、譲渡後のトラブルを未然に防げる

× 成約時にアドバイザリー手数料がかかる

②一部の工程を委託する 〇 契約書のチェックなど、一部業務委託で済むので、手数料が安くなる

× M&A売却経験が豊富でないと、適切な判断を誤りやすい

③ご自身で全て進める

 

 

〇 手数料がかからない

×売却経験が豊富でないと、 成約後に損害賠償・補償を求められるなど、トラブルになるリスクが高い

売り手の皆様とってのリスク・リターンのバランスを鑑みると、バトンズではM&A経験に応じて、「①全工程を委託する」か「②一部の工程を委託する」のどちらかを選択いただくことを推奨しています。

 

アドバイザー委託がおすすめの方

M&Aネットマッチングサービスで、相対契約によるトラブル事例が多く見受けられます。よって、売却経験が豊富で契約書をご自身で作成・確認できるなど、M&Aで発生する売却手続きを理解している方を除き、アドバイザーのサポートを受けることを推奨しています。

アドバイザーに関する質問・相談がありましたら、バトンズカスタマーセンター(03-5218-5088)までお問い合わせください。

アドバイザリー契約の進め方

アドバイザーのサポートをご希望の方は、下記の2つの方法でご自身に最適なアドバイザーを探すことができます。

 

アドバイザーの探し方

方法1:ご自身でバトンズに登録している支援専門家を探す

バトンズ上の「支援専門家一覧」から、皆様のお近くにいるアドバイザーを探すことができます。過去実績やサービス内容といった情報を掲載しています。

全工程を支援する支援専門家には「総合M&Aアドバイザー」というバッチが付与されています。一部の工程を支援する支援専門家には「専門アドバイザー」というバッチが付与されています。

 

支援専門家一覧画面

 

方法2:バトンズに相談し、紹介をうける

バトンズカスタマーセンター(03-5218-5088)にお電話いただければ、売り手の皆様にとって最適なアドバイザーをご紹介させていただきます。

 

アドバイザリー契約を結ぶ

全工程を委託する総合M&Aアドバイザーとの契約

M&Aのアドバイザリー契約を締結する際、一般的な委託サービス約款(雛形)がバトンズ上にあります。「知る・学ぶ」メニューの下にある便利ツールからダウンロードできます。こちらで一般的な委託内容や条件などをご理解いただけます。

 

業務委託約款(雛形)

一部の工程を委託する専門アドバイザーとの契約

「支援専門家一覧」から、皆様のお近くで、特定専門分野の支援ができるアドバイザーを探すことができます。

支援専門家によって、サービス内容や料金体系が異なってくるため、提案・説明を受けた上で契約へと進めてください。

 

ココがポイント!

ポイント①:足元の手数料より、安心で確実な事業引き継ぎを

M&A成約時の数百万円の手数料をカットし、アドバイザーの支援を受けないままM&Aを進め、「後から訴訟トラブルに巻き込まれた」など、手数料以上の損害や負荷がかかってしまったトラブル事例も散見されます。M&A売却経験が豊富な方を除き、ぜひアドバイザーのサポートを受けてM&Aを進めることを推奨します。

 

ポイント②:セカンドオピニオンなど積極的な相談・依頼を

バトンズには1,800社を超える支援専門家が登録されています。バトンズが提供するM&A実践講座を受講するなど、M&A支援サービスの品質向上に努めている方が多く登録しています。誰に相談すればよいのかをお悩みの時は、是非バトンズの支援専門家一覧にいるアドバイザーに相談してみてください。皆様に最適なアドバイザーをご紹介できます。

 

 

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累計5,000件以上の売買を成立させています。
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