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若手M&AアドバイザーのBATONZ活用法|「OCR機能」で決算書データの取り込みが1/5に削減

2025年10月08日

医療・飲食・人材事業など、多様な業界で事業を展開する株式会社DYM。2018年からM&A事業も開始し、グループ内のネットワークを活かしたM&A支援を展開しています。同社でM&A業務を担当しているM&A事業部では、新卒社員を含む若手メンバーも多く活躍しており、固定観念にとらわれない柔軟な発想と、BATONZなどのITを駆使した効率的な業務推進で成果を上げています。

今回は、M&A事業部でご活躍される若手のM&Aアドバイザーである太田楓様と宮田優様に、M&A事業部の特徴やBATONZの活用法についてお話を伺いました。

<企業概要>

株式会社DYM

2003年創業。医療・人材・WEB・スポーツ・飲食・M&Aなどの事業を多角的に展開。2018年に株式会社 DYM M&Aコンサルティング設立し、M&A 事業に参入。東京を本社に置き、札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡に事業所 がある。

HP:https://dym.asia/

 

■多角化事業を展開!他事業部とのシナジーで幅広い分野のM&A実績

──まずは、貴社の企業概要についてお聞かせください。

太田: 当社は、「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンを掲げ、グローバルに多角的な事業を展開している企業です。医療・人材・WEB・スポーツ・飲食・M&Aなど幅広い分野でビジネスを手がけていることが大きな特徴です。

宮田: そのためM&A事業部では、他の事業部と連携することで買い手様の多様なニーズを的確に捉え、案件の発掘や提案につなげる活動を行っています。他の事業を多角的に展開しているという点で、一般的なM&A仲介会社とは性格が大きく異なると考えています。

──貴社のM&A事業部には、どのような強みがありますか?

太田:M&A事業部は、ベテラン社員に加えて、若手や業界未経験のメンバーも多く在籍しています。固定観念にとらわれず、柔軟な発想をもったメンバーが多いこと、幅広い業種の案件に取り組んでいることが、私たちの大きな強みだと思います。実際、私も宮田も2024年卒ですが、すでに数多くの案件を担当し、成約までご支援しています。

宮田:幅広い業種に関わっているという点では、私自身、これまで人材、デザイン、IT、医療といった分野に加え、最近では農業関連の案件にも携わる機会がありました。こうした多様な業界に関わることができるのは、当社のM&A事業部ならではと感じています。

──お二人は普段、どのような業務を担当されているのでしょうか?

宮田:私は主に外部のFAや仲介会社の方々と連携しながら、案件を成約に導く業務を担当しています。チーム全体がより機能的に動けるように、サポート役を担っているのが私の役割です。

太田:私はM&Aアドバイザーとして、案件を進行させることが主な業務です。宮田や他のメンバーが持ち込みした譲渡案件を買い手企業とマッチングするための活動に注力しています。

■BATONZ はM&A事業部にとって、今やなくてはならない存在

──お二人が入社された時点で、貴社ではBATONZを活用されていたと思います。BATONZにどのような印象を持たれていますか?

太田:BATONZは、今では日常的に活用している“なくてはならない”ツールです。もともとM&A事業部全体で本格的に使われるようになったのは、社内勉強会がきっかけでした。バトンズ のご担当者から様々な機能をご紹介いただき、それを機にメンバー全員が利用するようになったと記憶しています。

宮田:改めて振り返ると、BATONZがあることで業務全体がスムーズに進んでいると感じます。DYMグループには5000社以上のオーナー経営者とのネットワークがありますので、M&Aマッチングの際にはまずそのネットワークが優先されます。しかし、そこにBATONZの情報が加わることで、成約の確度をさらに高めることができます。

──貴社M&A事業部では、BATONZをどのように活用されていますか?

太田:事業部全体でよく活用しているのは、「買い手一括オファー」の機能です。マッチ度の高い複数の買い手様に対して、一度に譲渡案件をご提案できるため、とても効率的ですね。

また、新卒や業界未経験のメンバーがM&Aの知識を身につける上でも、BATONZは役立っています。社内では、経験者が講師となってM&Aの基礎をレクチャーする研修がありますが、それに加えて、BATONZが提供するコンテンツを教材として活用しています。実際、私自身も新入社員の頃にBATONZで専門知識を学びました。

宮田:私もまさに同じで、入社して間もない頃にBATONZのコンテンツを使い、M&Aの基本的な仕組みや流れを学びました。実践に必要な知識を効率的にインプットできるので、すごくありがたかったですね。

──お二人が個人的に、特に便利だと感じている機能はありますか?

宮田:私が特に便利だと感じているのは、「OCR機能」です。決算書のデータをスムーズに取り込めるので、業務効率が大きく向上しました。

太田:私も同じく、「OCR機能」はよく活用しています。また、先ほども触れましたが、「買い手一括オファー」も非常に便利です。関心度の高い買い手企業に一括でアプローチできるため、引き合いを増やすうえで大きな武器になっています。

■OCR機能で決算書データ取り込み作業が約30分に短縮

──OCR機能は、具体的にどのように使用していますか?

太田:案件によって、IM(企業概要書)を作成するかどうかは異なりますが、作成する際は必ずBATONZのOCR機能を使っています。

OCR機能を使う前は、3期分の決算書を手入力でエクセルに落とし込んでからIMを作成していました。その作業だけで数時間かかることもありましたが、今ではOCR機能を使うことで、決算書のデータを取り込む作業時間をおおよそ30分程度まで短縮できています。

宮田:私もIMを作成する際には、決算書の取り込みにOCR機能をフル活用しています。弊社では、スピード感が求められるM&A案件も多く、迅速な対応が求められる場面が少なくありません。

たとえば、決算書のデータを手作業で入力して、その後にIMを作成し、さらにダブルチェックを経て初めて案件が動き出す──このプロセスだと、どうしても対応が後手に回ってしまいます。OCR機能を使えば、決算書をすばやく読み込んで即座に作業に移れるため、スムーズに案件を進行できるのが魅力です。

今後もBATONZの機能を活用しながら、効果的な業務に集中して取り組んでいければと思っています。

──貴重なご意見ありがとうございました。M&Aアドバイザーの皆様の業務効率化に貢献できるよう、今後もサービス改善をしていきますので、よろしくお願いいたします。
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