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上場企業で活躍するM&AアドバイザーのBATONZ活用術|「即登録」で成約率と業務効率の向上につなげる

2025年04月28日

今回のインタビューは、M&A仲介を手掛けるジャパンM&Aソリューション株式会社に所属し、M&Aアドバイザーとしてご活躍されている尾身桃香様です。実務経験の中でM&Aアドバイザーとしての知見とスキルを磨いてこられた尾身様は、過去にM&A仲介会社が主催するアワードで表彰された実績もある実力派です。

ジャパンM&Aソリューション株式会社は、特に中小企業や事業承継支援の分野で高い評価を得ており、独自のアプローチで迅速かつ効果的な支援を提供しています。BATONZを日常的に活用し、成約実績も多数持つ尾身様に、どのようにサービスを使いこなし、日々の業務効率化に役立てているのかを伺いました。

  企業概要  

ジャパンM&Aソリューション株式会社
東京証券取引所グロース市場(証券コード:9236)

M&A仲介業務、事業承継支援、企業再生支援などを手掛ける総合型コンサルティング企業。中小企業を中心に、幅広い業種・規模のM&A案件を取り扱う。「相談されたら断らない」というスタンスを掲げ、地方の中小企業や後継者問題に悩む経営者の声にも真摯に向き合い、きめ細やかな支援を提供している。創業からわずか数年で上場を果たしたスピード感と、顧客本位の姿勢が高く評価されている。

HP:https://jpmas.jp/

 

BATONZの特徴は、法人と個人のバランスが良く登録者が多いこと

── 尾身様のご経歴とM&A支援に関わり始めた背景を教えてください。

私は2019年に、事業成長コンサルティングを行うAIGATE株式会社に入社をしました。この入社が、私がM&Aアドバイザーとして活動するようになったきっかけになります。

入社直後、取引先の上場企業がM&A会社を立ち上げることになり、私がその会社に出向することになりました。そこが、現在勤務しているジャパンM&Aソリューションの前身となるFinTech系の会社でした。

約1年間の出向を経てAIGATEに戻り、M&A事業部に配属。その後、別業務を経て、2024年1月から再びジャパンM&Aソリューションに所属することになりました。

入社の決め手となったのは、ジャパンM&Aソリューション株式会社の社風にあります。当社は、若手でも挑戦できる風土と実務経験を積める機会に恵まれており、私自身もM&Aコンサルタントという仕事をより極めていきたいと思い、入社を決めました。

── さまざまなM&Aプラットフォームを活用してきた中で、BATONZの特徴をどうお感じになられていますか?

BATONZ、T社、S社といった業界主要プラットフォームの中で、BATONZは個人と法人の登録バランスが非常に良いと感じています。T社は個人事業主が多く、S社は法人中心ですが、BATONZは中小企業向け案件が多い当社にとって非常にフィットしています。

登録者数が多く、問い合わせが早期に集まる点も、全国から沢山のご相談が入る当社の案件を早期に解決させる必要がある当社のニーズと合致しており、非常に重宝しています。

 

受託したM&A案件は、ほぼ全てBATONZに掲載

── 尾身様は、日常業務でどのようにBATONZを使われていますか?

私はセルサイド(売り手様側)のM&A案件を担当しています。担当者によってやり方はいろいろあるようですが、受託した案件は、原則としてすぐBATONZに掲載します。10件受託したら、9件は掲載するくらいの感覚ですね。掲載しないケースは、売り手様と買い手様がほぼ確定している場合など、例外的な場合に限ります。

── BATONZへの掲載タイミングは、案件が出てきたら「即」なんですね。

はい。掲載は早ければ早いほど良いと考えています。BATONZに登録することで、買い手候補をリストアップしたロングリストを作っているような感覚です。

── M&Aプラットフォームへの掲載許可を売り手様にいただく際に、説明コストが発生するという声もあります。尾身様は、そのような課題をどう感じていますか?

私個人としては、登録の承諾で苦労したことはなく、トラブルになったこともありません。当社では、アドバイザリー契約書の第1条に「M&Aプラットフォームへ掲載することを承諾する」旨を明記し、登録前提でコミュニケーションをとっています。

加えて、口頭やメールでもプラットフォームへの登録について丁寧に説明することで、トラブルもなくほとんどの売り手様にスムーズにご理解いただけています。

── アドバイザリー契約書の第1条に明記されていると、売り手様にとってわかりやすいですね。

そうですね。人によっては、「情報開示を公にしたくない」という売り手様もいらっしゃいます。その点は、BATONZは企業や店舗が特定されないように、情報を保護した状態で掲載できるため安心感があります。情報へのフィルターのかけ方で開示情報を調整できるのは助かります。

 

BATONZのマッチング力を実感――厳しいと感じていた案件が1か月半で成約

── 尾身様がBATONZを利用してご成約された際のエピソードをお聞かせください。

過去に、「これは成約が難しそう……」と感じていた案件がありました。売り手様が希望する条件が非常に厳しく、さらに掲載期間も短かったためです。しかし、BATONZに登録した直後に問い合わせがあり、その後の交渉・契約もスムーズに進みました。そして、登録からわずか1か月半で成約に至りました。

この経験を通じて、BATONZのマッチング力・成約率の高さを強く実感しました。買い手様の層の厚さとマッチング精度の高さが、やはりBATONZの強みだと思います。

── 貴社全体でのBATONZのご利用状況はいかがでしょうか?

アドバイザーやチームごとに違いはあるものの、「BATONZに掲載したか?」というようなやり取りは社内でも日常的です。たとえば、私が上司に「この案件はなかなか買い手様が見つからない」と状況を報告した際、「BATONZに載せているの?」と確認されるくらいです。社内では「即登録」を基本スタンスとしており、スピーディかつ柔軟に動ける体制が整っています。このような文化は、当社の大きな強みだと感じます。

特に、手数料がミニマムな案件は会社としても掲載意向が高い傾向にあります。私が小規模案件を比較的多く担当しているため、BATONZへの掲載割合が高くなっていることもあるかと思います。

 

業務効率化の鍵は、BATONZへの即登録!効率化ツールとしての利用価値

── アドバイザーとして、BATONZ活用のアドバイスがあれば教えてください。

案件を受託したらすぐにBATONZに登録し、自社ルートでのマッチングとも並行して進めるのが理想的だと思います。

ジャパンM&Aソリューションでは、こうした「並行アプローチ」を標準化しており、業務効率だけでなく、お客様にとって最も有利な選択肢をスピーディに提示できる体制が整っています。

最終的には売り手様の意向に沿った進め方が大切ですが、BATONZのようなオープンなプラットフォームは、アドバイザーの武器になると実感しています。

── 貴重なご意見ありがとうございます。今後、さらにM&Aアドバイザーの皆様の業務に貢献するサービスをお届けしていきますので、よろしくお願いいたします。

 

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