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医療特化のM&Aアドバイザー。専門スキルとコミュニケーション設計力で医療業界の後継者問題に挑む

2023年12月06日

医療業界のM&Aを専門に扱う株式会社エムステージマネジメントソリューションズへ従事して1年半、バトンズも積極的に利用しながら、直近では約4ヶ月という速さで成約された金谷祐兵様。M&Aアドバイザーとして早期に実績を積み上げてきた金谷様は、どのような想いを持ってM&Aと向き合っているのか。人材業界から転身に至った背景やバトンズの利用方法、アドバイザーとして大切にしているポイントなどを伺いました。

【金谷様の略歴】

・人材業界で人事業務に従事

・株式会社エムステージに転職し、医療人材総合サービスを提供するメディカルヒューマンリソーツ事業部に従事

・2022年の4月に株式会社エムステージマネジメントソリューションズへ異動

【株式会社エムステージマネジメントソリューションズの企業概要】

2019年設立。東京都品川区に本社を構え、病医院の後継者不足を解決する、医療機関特化型の事業承継・M&A仲介サービスを展開。

会社HP:https://mstage-ms.jp/

 

きっかけは、ボランティア活動で直面した後継者問題

── M&A業界に興味をもたれた背景について教えてください。

Photo by AdobeStock_170129172

前職は、医療・福祉とは全く関係のない人材業界に勤めていました。その期間にある程度の時間的余裕があったのと、縁あって介護・医療系のボランティア活動をしていたのですが、その活動を通じて医療業界が深刻な後継者不足に直面していることを知りました。

後継者問題は、自分が跡継ぎとして手を挙げることで1店舗は救えるかもしれませんが、業界に与えるインパクトが小さいことや、継続性のなさを考えると本質的な解決とは思えませんでした。

そんな折、医療系のM&Aに特化した株式会社エムステージマネジメントソリューションズという会社の存在を知り、M&A業界へ参画することが社会課題解決の貢献につながるのではないかと感じました。そこで一念発起し、転職を決意したという経緯になります。

 

── 異業種からの転職というハードルを、どのようにして乗り超えられましたか?

まずは、自分の好きな領域、得意な領域から取っ掛かりを作っていきました。具体的には、財務関係の勉強から始め、徐々に範囲を広げることで少しずつ知識やスキルを高めていきました。

高いハードルという意識はありましたが、発端となった『医療業界の抱える社会課題を解決したい』という気持ちはもちろん、人事のことしか知らないままでは将来のキャリア形成が限られたものになってしまうのではないか、という気持ちもありました。そうした個人の成長と社会に感じる課題感がバネになって、挫けそうな時も自らを鼓舞し続けることが出来ました。

限られたリソースの中でも、セミオートで進められるのがバトンズの良さ

── バトンズを利用するようになった背景について教えてください。

以前は他のM&Aプラットフォームを利用していたのですが、あまりマッチングしなかったのでバトンズを試しに使ってみたのがきっかけです。バトンズを使ってみると、利用者数の多さマッチング率の高さに驚きました

また、バトンズはセミオートでマッチングできる機能があり、そこに一番の価値を感じています。例えば、NDA等の締結をメールでやり取りしようとすると、作業が煩雑となりますが、バトンズは仕組みの中で完了できるので大幅に工数を削減することができます。

我々は限られたリソースの中でやり繰りしているところもあるので、バトンズの便利な機能があるおかげで非常に助かっています。

コミュニケーションを大切に、医療系M&A業界にとって頼れる存在へ

── 自身(自社)の強みについてお聞かせください。

弊社の強みは、医療業界に特化したM&Aに取り組んでいる点です。医療業界のM&Aを成約に導くには多くの専門知識が必要ですし、後継者に求められる能力も特殊で限定的となります。そのため、その中で確実に実績を伸ばせていることは誇りに思いますし、それだけ我々が求められているのだろうと感じます。

私自身でいうと、コミュニケーションスキルが強みだと思っています。具体的には、当事者が思いつかない、言語化できない部分を相談の場、交渉の場に表出させることで、両者の円滑な意思疎通を実現させながらM&Aを進めていくところです。

また、初回時におけるレスポンスのスピード感はもちろん、意向表明や契約合意へとフェーズが変わるにつれてコンタクトの頻度を上げながら、伴走力を高めていくことを意識してM&Aに取り組んでいます。

前職の人材業界では、転職希望者と企業の間に入り、マッチングとコミュニケーションの擦り合わせをしながらより良い転職を実現させることが求められていましたが、そこで培ったスキルは現在でも根底の部分で活かせているように感じています。

 

── 金谷様がバトンズで成約した案件について教えてください。

7月にバトンズを活用し始めてから、4ヶ月あまりで成約に繋がった案件があります。好条件の案件だったこともあり、すぐに問い合わせが来て複数のマッチングをいただきました。『どのようなポイントを提示すれば買い手の方に刺さるのか』、『どこがこの案件の魅力か』などを意識して、タイトルの見せ方等にもこだわって掲載をしました。

 

──最後に、今後の意気込みをお願いします!

まずはチームとして事業を大きくしていきたいと思っています。2025年に向けて高いM&A件数の目標を掲げているのですが、医療業界はとくに後継者不足が顕著ですので「医療系のM&Aは、エムステージマネジメントソリューションズがなんとかしてくれる」と思っていただけるような存在になることで、その目標を達成したいと考えています。

多くの人にとって、M&Aというイベントは一生に一度の大きな決断です。そんな重要な人生の分岐点において、不安や心配を抱えることがないようサポートするのが私たちの仕事です。

そのためには、今よりもっと知識や経験を増やしていき、人間的にも成長していかなければならないと感じています。そうすることで、業界の抱える社会問題に真摯に向き合い、解決の一翼を担っていきたいと考えています。

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